「ワセメシ×佐賀県コラボフェア」が現在、早稲田大学周辺の飲食店11店舗で開催されている。
こはぜ珈琲の「大隈重信サンドセット」=ワセメシスタンプラリーが佐賀県とコラボ
ワセメシは早大近くの飲食店の総称。早大生に愛されるワセメシの店が早大創設者である大隈重信の出身地である佐賀県の食材を使う限定のコラボメニューを提供する。2006(平成18)年に早大と佐賀県は包括協定を締結し交流を図ってきたほか、2018(平成30)年から県は早大関係者らに大隈重信が佐賀県出身であることをアピールする「早稲田の聖地さが創生事業」も実施してきた。
参加するのは、「おにぎり屋かわしま」「こはぜ珈琲(コーヒー)」「図星はなれ」「ベジトコーヒー」「武蔵野アブラ學会(がっかい)」「早稲田モンスターズキッチン」(以上、西早稲田1)、「Whistle CAFÉ」「NEW SCHOOL」(以上、西早稲田2)、「東京麺珍亭 鶴巻町本店」「炭焼き丼専門店どんぴしゃり」(以上、戸塚町1)、「武道家本店」(馬場下町)。
コラボメニューでは、有明海で採れたノリや佐賀県白石町産のレンコン、佐賀県産の米「夢しずく」を使う。油そば専門店やラーメン専門店、おにぎり専門店では、佐賀県産の焼きのりをトッピングしたり、生ノリのつくだ煮をアレンジして提供。カフェやレストランでは、レンコンや生ノリを使ったハンバーガーやパスタ、前菜を、定食屋では佐賀県が発祥のB級グルメ「シシリアンライス」などを提供する。
大隈重信の焼き印を付けたチャーシューやホットサンド、「早稲田の聖地さが」と刻印した焼きのりなども展開。参加店の店頭には専用のタペストリーを掲出し、来店者に佐賀県産の食材をアピールする。「A&A CAFÉ」(戸塚町1)などでは大隈重信が好んだという鶴屋の「丸ぼうろ」や、ようかんが有名な佐賀県小城市の「昔ようかん」も限定で配布する。
佐賀県政策部企画チームの山口清貴さんは「学生にとって身近で、地域で愛されているワセメシと佐賀県産品がコラボして、大隈重信の偉業や佐賀県に触れてもらえる機会なので、楽しんでもらいたい。早稲田の聖地である佐賀にも来てほしい」と呼びかける。
10月22日まで。