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早大で早稲田文化芸術週間 今年は大隈重信の出生地・佐賀県とのコラボ企画も

文化推進学生アドバイザー

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 「早稲田文化芸術週間」が現在、早大早稲田キャンパス(新宿区西早稲田1)を中心に行われている。

オリジナルコースターとモバイルバッテリー、スマホストラップ=早大で早稲田文化芸術週間

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 早大の多種多様な文化や芸術などを発信する毎年秋の恒例イベント。約2週間にわたって、ライブ・コンサートや講演会、企画展、体験イベントなど、約30の企画をキャンパス内や早大にある6つのミュージアムで展開する。早大文化推進部が主催し、同部の学生ボランティア組織「文化推進学生アドバイザー」が企画・運営を行う。

 今年は早大の創設者・大隈重信の出生地である佐賀県と連携し、コラボ企画を行う。県は2018(平成30)年から早大関係者らに大隈が佐賀県出身であることをアピールする「早稲田の聖地さが」創生事業を実施しており、コラボはその一環。

 オンライン企画「佐賀県でワセダベアをさがせ!VRツアー」では佐賀の名所や大隈ゆかりの地を360度VRで巡る中で、早大創立125周年記念キャラクターの「ワセダベア」を探し、キーワードを完成させる企画。正解者には先着でオリジナルコースターや、抽選で佐賀の県産品を進呈する。

 早大周辺の飲食店、通称ワセメシを巡る「ワセメシスタンプラリー」では対象店舗で食事をした人にスタンプを押し、5個集めた人に、先着で「早稲田の聖地さが」オリジナルロゴ入りのモバイルバッテリー、抽選で羽田~佐賀空港往復航空券と大隈重信記念館入場券を進呈する。一部店舗では佐賀の県産品を使ったコラボメニューを提供している。

 学内の博物館では、文化推進学生アドバイザーが企画した、各博物館に隠されたワードを探る「ミュージアムワードパズル」や、1枚のカードにスタンプを重ねてイラストを完成させる「ミュージアムスタンプラリー」、学生アドバイザーがガイドを務める「早稲田大学歴史館ミュージアムツアー」を行う。

 ライブ・コンサートは大隈記念講堂やキャンパス内、博物館内を会場に期間中、10日と18日を除き毎日行われる。パフォーマンスサークルやジャズ、ケルト音楽、合唱などの音楽サークル、交響楽団、応援部などが出演する。

 文化推進学生アドバイザーは「文化芸術週間を通じて早大生や地域の人に、早大の財産である博物館をもっと知って、好きになってほしい。大学自体のことをもっと皆さんに好きになってほしい」と話す。

 10月20日まで。ワセメシスタンプラリーは22日まで。

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