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西早稲田の「Bar軍艦島」20周年、旧スタッフも参加しておもてなし

ハロィーンの日に20周年を迎える「Bar軍艦島」

ハロィーンの日に20周年を迎える「Bar軍艦島」

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 西早稲田の「Bar軍艦島」(新宿区西早稲田2)が10月31日、20周年を迎える。

ハロィーンの日に20周年を迎える「Bar 軍艦島」の書棚

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 同店は2003(平成15)年にオープン。毎年、ハロウィーンパーティーと周年記念パーティーを開いてきた。20周年を迎える今年は、10月27日~31日を「特別な5日間」として、曜日当番制でバーテンダーを務めている現スタッフと、旧スタッフが2人1組で日替わりで客をもてなす。

 店主の田原千さんは、開業について「バックパッカーやイギリス在住経験から、海外で知り合った人たちがよく自宅に遊び来ていた。夜中に騒ぐと近所迷惑にもなるため、みんなで気兼ねなく酒が飲める場をつくろうと思った」と話す。

 店名については「店の名前を考えている時、一時期通った軍艦島のことを思い出した。店には知人、地元の人の他に、軍艦島を世界遺産にする会の人、軍艦島の写真集を手がけたカメラマン、廃虚マニアなどが軍艦島という名前をきっかけに訪れた」という。

 内装は田原さん自身が軍艦島をモチーフにデザインし、できる限りDIYで仕上げたという。カウンターは、軍艦島のドルフィン桟橋を、畳敷きの小上がりは、軍艦島に建設された日本初の鉄筋コンクリートのマンションをイメージした。カウンターのランプシェードなど陶芸家でもある田原さんの作品も店内を彩る。

 田原さんは「開店の年は長男が生まれた年でもある。長男も今年の周年パーティーで酒が飲める年になる。初代バーテンダーのスケさんなど歴代のスタッフもいるので、皆さんに楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は21時~翌2時。「特別な5日間」は、ウエルカムドリンクとしてサングリアを無料で提供する。

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