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「早稲田メーヤウ」運営会社が社名変更で店名と同じに 「カレー屋に集中」

「早稲田メーヤウ」社長の高師雅一さんと店長の永松謙さん(右から)

「早稲田メーヤウ」社長の高師雅一さんと店長の永松謙さん(右から)

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 西早稲田駅前の激辛エスニックカレー専門店「早稲田メーヤウ」(新宿区西早稲田2)の運営会社「MUDALESS」が「早稲田メーヤウ」に社名を変更したと11月28日、発表した。

「肉を増量した」という「ポークカリー」(大盛り)

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 「早稲田メーヤウ」は、2017(平成29)年に閉店したワセメシ(早大周辺の飲食店)の老舗「メーヤウ早稲田店」を早大卒の高師雅一さんが発起人となった取り組みで2020年7月、復活オープンした店。新たに開発したレトルトカレーが、芳林堂書店高田馬場店(高田馬場1)など書泉グループの各書店や新宿高島屋(渋谷区)、新宿区のふるさと納税などでも取り扱われ、新しいファンも獲得している。

 「MUDALESS」は社長の高師雅一さんらが2018(平成30)年に創業した会社。当時はバックオフィスの効率化を事業にしようと考えていたが、本業が忙しく、稼働できない状況が続いていた。店を復活させるプロジェクトを始める時に、受け皿になる会社が必要となり、「MUDALESS」で「早稲田メーヤウ」を運営してきた。

 高師さんは「レトルトカレーなどの卸の業務も増えてくる中で、社名と店名が一致しないことで、取引先の方が困惑される場面が増えてきた。カレー屋に集中していきたいという気持ちもあったので、できるだけ早く社名変更したいと思っていた」と振り返る。

 当初は社名を「メーヤウ」にする案もあったが、高師さんは「ビッグサイトの展示会に出展していた時に、『早稲田と付いているのがフックになっていいですね』と言われた。言われてみれば『早稲田』は全国区の名称だと思い、社名を『早稲田メーヤウ』にすることにした」と話す。11月18日付で変更した。

 高師さんは「来年はさらにレトルトカレーを取り扱ってもらえる店が増える予定。店のメニューも米を変えたり、肉の量を増やしたり、改良を続けている。一人でも多くの方に当店の激辛カリーのファンになってもらえるように頑張っていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~15時。日曜、祝日の月曜定休。

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