新宿区が設置した創業支援施設・高田馬場創業支援センター(新宿区高田馬場1)の利用料が、二次審査を通過すれば最大2年間免除になるビジネスプランコンテスト「SHINJUKU DREAM ACTIVATION」が応募を受け付けている。対象は35歳以下。
新宿区内で創業を目指す人や創業して間もない人に対して、情報提供、経営相談、オフィススペースの提供する目的で新宿区が2011年に開設した同施設。利用者はフリーアドレスのシェアオフィス(10席)や来客対応のための会議室、ロッカーや複合機、外付けの液晶モニターなどを利用できる。
これまで延べ100人近くが利用しており、現在は21人が利用中。現在の利用者は30代が多く、約半数がIT関連の事業を手掛けている。使用料は月額1万円、利用期間は最大2年間。年末年始を除き年中無休で、運営時間は8時15分~24時。利用には審査がある。
同施設は、新宿区が実施する「特定創業支援事業」の一つ。特定創業支援事業の支援を受けた人には、会社設立時の「登録免許税の軽減」や日本政策金融公庫の融資などで優遇措置を用意する。優遇措置を受けるためには1カ月以上の利用が必要。
高田馬場創業支援センターの施設長、田中健一朗さんは「ビジコンは今年度から始まる新しい事業。創業場所として新宿や高田馬場のポテンシャルは高いので、ぜひ多くの方にチャレンジしてほしい」と期待を込める。
応募締め切りは8月31日。