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米とサーカスが「オオグソクムシと麦の酒」 「粉砕してたっぷり麦汁に」

高田馬場にあるジビエ居酒屋「米とサーカス高田馬場本店」のスタッフ

高田馬場にあるジビエ居酒屋「米とサーカス高田馬場本店」のスタッフ

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 高田馬場にあるジビエ居酒屋「米とサーカス高田馬場本店」(新宿区高田馬場2)が12月1日、発泡酒「オオグソクムシと麦の酒」の提供を始めた。

米とサーカスの新商品「オオグソクムシと麦の酒」

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 ジビエ料理や昆虫食で根強いファンが多い「米とサーカス高田馬場本店」。映画とタイアップした期間限定メニューや昆虫自販機の設置、えとにちなんだフェアを開催するなど、新しい取り組みを積極的に行っている。

 「オオグソクムシと麦の酒」は岡山県の「吉備土手下麦酒醸造所」と共同開発した。同社の籾山元洋さんは「店で人気のオオグソクムシを使ったビールを造ってくれるメーカーがないかずっと探してきた。構想5年、ようやく形にすることができた」と話す。

 オオグソクムシが酒税法上の副原料に該当しないため発泡酒になっているが、「ビールと同じく麦芽使用料は50%で、ホップを加えて、ビールと同じ製法で丁寧に醸造している」(同社)という。アルコール度数は5%。価格は330ミリリットル=1,980円。

 籾山さんは「最初は生のオオグソクムシを使ってもらっていたが、香りが弱かった。香ばしく焼いたオオグソクムシを使うことで香りが感じられるようになった。粉砕してたっぷり麦汁に加え、発酵・熟成させている」と話す。「お土産で買って帰りたいという声が多く、来年酒販免許を取得する予定。ECサイトでも販売したい。今回はオオグソクムシだったが、将来的には消費量を増やすために、ジビエも使った陸海空のビールを造ることができれば」とも。

 営業時間は16時~23時(火曜は17時から、土曜・日曜・祝日は12時から)。

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