東京メトロ副都心線・西早稲田駅前にミートソース専門店「スパゲッティジョー」(新宿区西早稲田2)がオープンして、1カ月がたった。
「スパゲッティジョー」は、激辛カレー専門店「早稲田メーヤウ」の日曜のランチ時間帯を間借りする店。店主のジョーさんは幼少期からミートソースが好きで、小学5年の時に母親から作り方を教えてもらったことをきっかけに、ミートソースを30年以上にわたり作り続けてきた。
東京周辺を中心に70店を超えるスパゲティを食べ歩いたり、市販のレトルトを研究したりして、改良し続けてきた。ジョーさんは「ミートソースのおいしい店はたくさんある。レシピは聞けないので、食べながら材料に何が使われているのか想像しながら、自分のミートソース作りに生かしてきた」と話す。
間借り店舗の紹介サービス「シェアレストラン」で小さく店を始めることができることを知り、出店を決めた。店名は、ミートソースのような具をパンで挟む料理「スラッピー・ジョー」からインスパイアを受けて付けた。
メニューは「ミートソーススパゲッティ」のみ。価格は、S(約220グラム)=800円、M(約300グラム)=1,000円、L(約400グラム、以上ゆで後のパスタの重さ)=1,200円。パスタは国内製造の1.8ミリの乾麺を使う。「お待たせしないように短時間でゆで上がる麺を選んだ。もちもちした食感を楽しめる」(ジョーさん)という。
ミートソースは、牛豚合いびき、タマネギ、ニンジン、セロリなどを使う。ジョーさんは「生鮮品のマッシュルームをスライスして使うことで、うまみが全体に出るようにしている。赤ワインで香りとコクをつけ、全体的にどろっとした濃厚なソースに仕上げた。ニンニクはほとんど使っていないので、食後のにおいが気になる方にも安心して食べてもらいたい」と話す。「今後は映えを意識したような新メニューや他のパスタメニューにも取り組んでいきたい」とも。
営業時間は11時~14時。1月31日までは各メニューを100円引きで提供する。