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JR高田馬場駅「みどりの窓口」営業終了へ 「話せる指定席券売機」を新設

JR高田馬場駅

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 JR高田馬場駅の「みどりの窓口」が2月9日、営業を終了する。

JR高田馬場駅のみどりの窓口

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 JR東日本は2021年の時点で首都圏231駅にあった「みどりの窓口」を2025年までに70駅程度への設置にする方針で、削減の背景には交通系ICカードの利用や、約8割の切符販売がみどりの窓口以外の指定席券売機やチケットレスサービスで行われていることを挙げている。インターネットやスマートフォンによる切符購入の利便性向上させるなど、「シームレスでストレスフリーな移動」の実現を目指している。

 2月10日からは遠隔でオペレーターが操作の不慣れな人や、証明書が必要な切符などの購入をサポートする「話せる指定席券売機」の供用を始める予定で、同券売機では通学定期券やジパング倶楽部(クラブ)の割り引き切符などの購入が可能。既存の「指定席券売機」と併せての利用を呼びかけている。

 高田馬場在住で駅利用者の一人は「人がいた方が安心で、新幹線のチケットを買う際にはみどりの窓口を利用している。長年利用してきたのでさみしい」と話す。X(旧ツイッター)には営業終了を前に、みどりの窓口で発券される入場券を買い求めるポストも見られた。

 話せる指定席券売機のオペレーター対応時間は8時~20時。

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