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博多ラーメン「でぶちゃん」に萩尾じゅみ新店長 50種類の限定ラーメンも完遂

博多ラーメン「でぶちゃん」の新店長・萩尾じゅみさん

博多ラーメン「でぶちゃん」の新店長・萩尾じゅみさん

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 高田馬場にある博多ラーメン「でぶちゃん」(新宿区高田馬場2)の副店長、萩尾じゅみさんが1月5日、新店長に就任した。

50種類目の限定麺「萩尾中華そばfinal」

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 「でぶちゃん」は2018(平成30)年6月オープンの博多ラーメン専門店。博多ラーメンを中心に、九州の郷土料理や旬の食材を使った料理、酒を提供する居酒屋スタイルが特徴。これまでは店主の甲斐康太さんが店全体を取りまとめ、萩尾さんは甲斐さんのスープ作りを横で見て学ぶところから始め、6年ほど前からスープを触るようになり、博多ラーメンや料理、店の運営ノウハウなどを学んできた。

 甲斐さんは「イベント出店や催事、コラボなど外でする仕事が増えてきて、店を留守にすることが多くなった。結果的に自分がいなくても店が回る状態ができた。そろそろ任せられると思った」と話す。

 甲斐さんがX(旧ツイッター)上で告知し、休日だった萩尾さんは友達から「新店長おめでとう」と連絡が来たことで知ったという。萩尾さんは「目の前にいてもサプライズでそういうことをやってくる」と苦笑いし、甲斐さんは「本人を巻き込んだエンターテイメント」と話す。話題に事欠かない「でぶちゃん」らしい、新店長の就任となった。甲斐さんも引き続き、店に立つ。

 萩尾さんは2022年から、しょうゆ、みそ、煮干し、家系、塩など週替わりで50種類の異なる限定麺を提供する「萩尾中華そば」にも取り組んできた。店長就任後の1月12日には、50種類目となる「天城黒豚」のバラ肉を使ったチャーシューと「天城軍鶏(シャモ)」のガラと丸鶏でスープを取った「萩尾中華そばfinal」(2,500円)を提供。17時30分の開店から多くのファンが訪れ、22時ごろには売り切れとなった。

 萩尾さんは「これまでラーメンを作ってきただけなので、知らないことだらけで苦戦すると思う。自分のためになったり、成長できたりすると思うので、頑張っていきたい」と意気込む。

 営業時間は17時30分~翌1時30分。支払いはキャッシュレスのみ。

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