「カフェフロハン」（新宿区早稲田鶴巻町）が1月23日、東京メトロ早稲田駅1番出口から徒歩2分ほどの場所に移転オープンした。

カフェフロハンの「食事クレープ」

　2003（平成15）年9月、西早稲田交差点近くで、今泉友里さんが姉と「From Hand To Mouth」の店名でオープンした同店。今泉さんが姉から経営を引き継いだ際に、店名を略して「フロハン」に改称。早大に近く、早大生や教員からも親しまれていたが、旧店舗が入っていた建物の取り壊しのため昨年12月で一時閉店した。

　新店舗の面積は約10坪、席数は14席。物件は常連客にも来てもらえるように、早稲田・高田馬場周辺で探していたといい、「1人で営業しているので物件の広さと、開放感のある大きい窓が決め手だった」と今泉さん。内装は旧店舗のように、木を使って優しい雰囲気に仕上げた。

　「手作りで優しい味付けの、大切な人に出してあげたくなる料理」（今泉さん）を提供してきた同店。移転後は「食事クレープ」をメインにし、数種の具材から2種を選べる構成に。具材例は、カプレーゼやカレーポテト、ベーコンエッグなど。クレープの生地はもちもちとした食感で、ライ麦粉を入れることで香ばしさも増すという。

　メニューはドリンクと日替わりスープ、デザートがセットになった「フロハンクレープセット」（1,600円）のほか、ドリンクがセットになった「クレープランチセット」（1,100円、提供は11時30分～14時30分）、「デザートクレープセット」（1,000円）などを用意する。

　土曜16時以降と日曜13時以降は、貸し切り利用にも対応する。

　今泉さんは「オープンして2週間で前からの常連さんも結構来てくれている。この先も新しい常連さんが増えていき、店を続けていけたら」と話す。

　営業時間は11時30分～21時（土曜は18時まで）。日曜・祝日定休。今後はWi-Fiも導入する予定。