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早大近くの軽食店「メルシー」が一時的な閉店へ 突然の告知に通販にも反響

一時閉店を知ったファンが行列を作った「メルシー」の様子(6月29日撮影)

一時閉店を知ったファンが行列を作った「メルシー」の様子(6月29日撮影)

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 早稲田大学近くの軽食とラーメンの店「メルシー」(新宿区馬場下町)が6月29日、一時的に閉店することを発表した。

店で提供しているラーメン=早大近くの軽食店「メルシー」が一時的な閉店へ

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 「メルシー」は1958(昭和33)年に早大の南門近くに開店したワセメシ(早大近くの飲食店の総称)の老舗。1970(昭和45)年に早稲田中学・高校の東向かいにある現在の場所に移転し、定番のラーメンやタンメン、ポークライスなどの味を守ってきた。安価に食事ができたということもあり、早大の卒業生の中にも学生時代の思い出にあげる熱心なファンも多い。

 同日16時ごろからSNSでメルシーの一時閉店が突然、話題になった。偶然、店を訪れた人が「ご挨拶(あいさつ)する間もなく申し訳ございません。人手不足、後継者不足により継続が困難な状況になり、突然ですが本日をもちまして一旦店を閉めさせて頂く事になりました」などと書かれた手紙を店のスタッフから渡されたことがきっかけになった。

 SNSで知ったファンが店に駆け付け、行列ができるなどの反響があり、17時40分ごろ、麺切れによりラーメンの提供が終了。ご飯物のメニューも売り切れ、18時ごろに店の営業を終了した。駆け付けたが間に合わなかった人やSNS上では「閉店してしまう」と勘違いした人も見られた。

 今年2月には今後の営業に向けて、店内の天井や調理場をリニューアルしていた同店。店主の小林一浩さんは「2人のパートさんが体調不良で突然退職することになり、店を回せなくなったため、やむを得ず一時的に閉店することにした」と経緯を話す。

 コロナ禍をきっかけに小林さんが監修したメルシーの半生ラーメンをECサイトで販売する「GENSHO」の若林勇次さんは「ものすごい注文が入り、一時的に受注を止めざるを得ない状況になって、驚いた。現在は定期的に予約を受けているので、お店に近い味を楽しんでもらえれば」と話す。

 小林さんは「私はまだまだ元気なので、これからも店に立ち続けたいと思っている。営業再開までご心配をおかけして、申し訳ない。パートさんが見つかり次第、秋以降を目安に営業を再開したいと考えている。今しばらくお時間を頂ければ」と話す。

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