「和菓子nanarica～七里香～ 早稲田駅前店」（新宿区馬場下町）が6月21日、馬場下町交差点近くにオープンした。

定番商品の「豆大福」＝「和菓子nanarica～七里香～」が早稲田駅前店

　2017（平成29）年、早大通りにオープンした「和菓子nanarica～七里香～ 早稲田本店」（早稲田鶴巻町）の2号店。早稲田本店は、2020年同じく早大通りに移転し、地域の人からも親しまれる和菓子店として知られる。店名は「香りが七里先・千里先まで届く」といわれる花ジンチョウゲが由来。

　和菓子は早稲田本店に併設された工房で作り、その日の朝に作る菓子「朝生」を中心に取りそろえる。早稲田本店はカフェを併設しているが、早稲田駅前店はテイクアウトのみ。店舗面積は約6坪。

　山形県産の「こゆきもち」を100％使う「豆大福」（259円）、オニグルミを使った香ばしい餅菓子「七里香餅」（270円）、手焼きの「どら焼き（粒あん）」（280円）、本練りようかんをキューブ状にカットし乾燥させた「干し羊羹（ようかん）」（648円）などの定番商品や季節限定の和菓子、約20種類を提供する。

　社長の石川希さんは「近隣の方からサラリーマン、学生の方まで、幅広い方に利用いただいている。多くの方に和菓子を楽しんでもらえるように、新商品にも力を入れていきたい」と意気込む。

　営業時間は10時30分～18時30分。水曜定休。