新宿区と豊島区の3商店会が連携する事業「TODEN都電で巡るSHOWTENKAI」が始まり、オープニングイベントが8月26日、リーガロイヤルホテル東京(新宿区戸塚町1)で行われた。
商店会連携事業のヘッドマークが掲出された都電荒川線 その1=新宿区と豊島区の3商店会が連携
東京さくらトラム(都電荒川線)沿線の大隈通り商店会、早稲田商店会(以上新宿区)、庚申塚商栄会(豊島区)が連携して、イベントを展開していく同事業。本年度の「東京都広域支援型商店街事業」に採択されている。
「オープニングファンファーレ」と題したこの日のイベントには3商店会関係者や吉住健一新宿区長などが集まり、早稲田大学応援部による演舞などが行われた。事業の一環として「都電落語会 しょうてん会寄席」も行われ、庚申塚停留所~早稲田停留所間の都電荒川線の車内で三遊亭楽八さん、三遊亭けろよんさんが高座に上がった。9月29日、10月13日にも行う。
そのほか、「3商店街回遊スタンプラリー」を企画。各商店会でスタンプを集めると、地域通貨のアトム通貨が進呈される。10月13日まで。9月29日には大正大学構内、10月13日には早稲田商店会で学生によるパフォーマンスステージを予定する。
大隈通り商店会会長で「こだわり商店」店主の安井浩和さんは「われわれ早稲田の商店街は、早稲田大学のお手伝いがなければ街づくりはできない。庚申塚商栄会さんも大正大学のお膝元なので、お互いに学生を巻き込みながら、街をもっと盛り上げていけたら」と意気込む。