「戸塚地域センターまつり」が9月28日、高田馬場の戸塚地域センター(新宿区高田馬場2)で開催された。
開放された神田川親水テラスの様子=高田馬場で15周年記念の「戸塚地域センターまつり」
毎年9月の日曜に開催し、秋の風物詩になっている同イベント。同施設の指定管理者である戸塚地域センター管理運営委員会が主催し、戸塚地区周辺の地域団体や小中学校、区が協力。ワークショップや模擬店、地域団体のPRコーナーなどを展開したほか、舞台発表、隣接する神田川親水テラスの開放も行った。
2010(平成22)年2月のセンター開設以来、本年度で開所15周年を迎えることから、「こども力 おとな力 とつかパワー」をテーマに15周年記念を掲げ、開催。1階から7階の建物全体を活用し、会場には親子連れを中心に多くの人でにぎわいを見せた。約2400人(主催者発表)が来場したという。
子ども縁日やお菓子の釣りや射的、ヨーヨー釣りには行列が見られたほか、トイレットペーパー芯を使うおもちゃ作り、バラのブローチ作り、ラベンダーのサシェ作りのワークショップでは、地域の人から作り方を教えてもらう子どもの姿もあった。かき氷や焼き鳥などの飲食の模擬店では売り切れが起こるほど活況で、施設内は笑顔にあふれた。
7階の多目的ホールでは「舞台発表&アトラクション」を開催。児童館によるダンスや戸塚第三小の吹奏楽、戸塚交通少年団の鼓笛隊演奏など子どもたちの発表のほか、地域の人が取り組むバンド、ハワイアンフラ、ダンスなどの発表も行われ、会場は友人や子どもの発表を見ようと大勢の人が集まった。
戸塚地域センター管理運営委員会の副会長兼事業部長の宮坂忠昌さんは「15周年ということでコロナ前を超えるように盛大にやろうと準備してきた。数日前から大雨予報となり、大混乱だったが、天気も回復の予報となり、センター始まって以来の来場者になっていると思う。大盛況になって良かった」と話す。