
高田馬場のゲームセンター「ゲーセンミカド×ナツゲーミュージアムin白鳥会館(ナツゲーミカド)」(新宿区高田馬場4)が7月31日、閉店する。
店内の様子 その1=高田馬場のゲームセンター「ナツゲーミカド」が閉店へ
同店は、「ゲーセンミカド」と2019年9月に閉店した秋葉原のレトロゲーム特化のゲームセンター「ナツゲーミュージアム」のコラボ店舗としてオープン。テーブル筐体(きょうたい)、パチスロ、アップライト型筐体を設置し、昔ながらのゲームセンターを演出するとともに、エレメカとピンボールなどのレトロゲームも設置し、熱心なゲームセンターのファンから支持されていた。
ピンボールをパソコンやスマートフォンの画面の中でしか見たことがない若者のためのピンボール講習会やガンシューティングゲームの講習会、配信を行うなどし、新規のファンづくりにも取り組んできた。ユーチューブの「ナツゲーミカドCH7」には546本の動画がアップされている。
閉店の理由は、ビルオーナーとの契約満了によるもの。ゲーセンミカドの池田稔店長は「ビデオゲームを中心としたゲームセンターを取り巻く環境は厳しい状況が続いている。体制を整えて、配信や大会といったイベントを拡充させていきたい」と話す。閉店後、人気のあった筐体は、ゲーセンミカドに移設する。
「ナツゲーミュージアムの社長とは、別の所で一緒に仕事をする準備を進めている。お客さんには、5年間たくさん遊びに来てもらって感謝しかない。残り少ない期間になるが、最後のナツゲーミカドを楽しんでもらえれば」と呼びかける。
営業時間は13時~22時。