BIGBOX高田馬場のパブリックビューイングに9月24日、約60人が集まり、埼玉西武ライオンズ(以下、西武)のパ・リーグ優勝の瞬間を祝った。
埼玉西武ライオンズのリーグ優勝を記念して発売された記念乗車券の表面
西武はペナントレース終盤、ソフトバンクとの激しい優勝争いの末にパ・リーグ優勝を果たした。マジック2で迎えた9月24日、ソフトバンクが楽天に敗れ、西武がロッテに12対4で勝利し、リーグ優勝を決めた。昨年の10年ぶりのリーグ優勝に続き、2年連続23回目。西武鉄道の中でも乗降客数の多い高田馬場に明るいニュースとなった。
BIGBOX高田馬場では8月30日、西武戦のパブリックビューイングを開始。当初は9月20日に終了する予定だったが、優勝争いが長引いたため予定を変更し、その後もパブリックビューイングを継続していた。パブリックビューイングを見る人は試合が進むとともに増加。7回までは20人程度だったが、徐々に増え9回には60人を超える人だかりとなった。優勝の瞬間は選手らに大きな拍手が送られ、温かい雰囲気に包まれた。
優勝に伴い、西武新宿線の高田馬場駅では翌25日、オリジナル台紙に乗車券3枚がセットになった優勝記念乗車券を発売。限定1万セットで、10月12日の終電まで販売する。同駅では早稲田口の改札窓口で取り扱うほか、合わせて20の駅でも販売。価格は1セット1,000円。10月1日からは優勝を記念したスタンプラリーも行う。
高田馬場で創業し所沢市在住の船岡和雄さんは「ライオンズのパ・リーグ2連覇、おめでたい。私が住む西武タウンの所沢にプロ野球チームが来たときの感動は忘れられない。所沢も西武沿線も、そして私もライオンズと共に成長してきた。令和最初の年に、ぜひとも日本一になって、真のミラクル元年にしてほしい」と期待を込める。