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「緊急事態宣言」再延長で高田馬場、早稲田に状況変化 酒類提供再開の居酒屋も

高田馬場駅前では東京都の安全ベストを着用した男性が外飲みの自粛を呼びかける姿も

高田馬場駅前では東京都の安全ベストを着用した男性が外飲みの自粛を呼びかける姿も

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 高田馬場・早稲田周辺の飲食店や施設が、6月1日から再延長された緊急事態宣言で要請内容が緩和されたことに伴い、営業再開などの対応に追われている。

駅前のタックイレブン高田馬場屋上から見える閉鎖中の高田馬場駅前ロータリー広場の様子

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 エリア内の多くの飲食店は6月20日まで臨時休業や時短営業、アルコールを提供しない営業を継続する。一方で、休業補償を受けずに感染症対策をした上で酒類提供を再開する居酒屋なども見られる。

 酒類提供を再開する居酒屋の責任者は「営業する居酒屋が増えてきており、当店だけにお客さんが集中し、密になることはないと思う。協力金の具体的な計算方法の発表も毎回直前過ぎて、対応ができない。『営業したら行きます』というお客さんからの声が日に日に高まっており、世論も変わってきていると感じる。東京都とグローバルダイニングの訴訟も影響しているのではないか」と話す。

 引き続き、要請に従う焼き肉店の店主は「私たちは今回も要請に従うが、判断にはさまざまな要素と側面があるので、一概に良しあしは語れない。ただ、酒類提供なしの継続は酒類中心メインの店は経営にも大ダメージ。われわれ飲食業は目の前のお客さんに喜んでもらうために、日々心血を注いでいる。酒類提供なしではお客さんに『がっかり』されてしまうシーンが多かった。自分の仕事の表現が限定されてしまうことにストレスがかかり、要請に従わない気持ちはよく分かる」と話す。

 商業施設「BIGBOX高田馬場」は5月11日まで臨時休業していたが、前回の緊急事態宣言延長時に、生活必需品などを販売する売り場を再開。今回の再延長では、ボウリング場の「グランドボウル」、ゲームセンターの「タイトーステーション」、ネイルサロンの「ネイルパフェ」、写真スタジオの「スタジオマイル」「ダンロップゴルフスクール」の営業を再開する。20時閉店だが、店舗により営業時間が異なる。

 老舗映画館の「早稲田松竹」(以上、高田馬場1)は、休業要請から時短要請に緩和されてから営業を再開。ツイッター上では「ありがとう早稲田松竹。お掃除のツイートいつも見てたよ、ほんとにありがとう。」「良かった!嬉しい!楽しみ!」(以上、原文ママ)などのツイートが見られた。

 早稲田大学(戸塚町1)は対面とオンラインを組み合わせた授業を継続する。「学内外での感染者数が急増するなどの事態になれば、直ちに方針を転換することも視野に入れ、状況を注視していく」としている。学内では無料のPCR検査を5月20日に開始。引き続き、感染症対策への協力を呼びかける。

 5月18日から閉鎖されている高田馬場駅前ロータリー広場は、引き続き閉鎖されている。新宿区の担当者によると「ロータリー広場を開放する時期は未定」という。夜間の高田馬場駅周辺では、東京都のロゴの入った安全ベストを着用した男性が外飲みの自粛を呼び掛ける姿も見られる。

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