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早稲田祭で「平成」考えるトーク企画 小説家の奥田亜希子さん・青羽悠さん迎える

「平成総括~『平成』の作家の歩き方~」のポスターを手にする早稲田リンクスのメンバー

「平成総括~『平成』の作家の歩き方~」のポスターを手にする早稲田リンクスのメンバー

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 閉幕が迫った「平成」の時代を振り返るトークイベント「平成総括~『平成』の作家の歩き方~」が11月4日、早稲田大学(新宿区西早稲田1)で開催される。

昨年の早稲田祭で早稲田リンクスが開催した「未来のページをめくる~革命のファンファーレを鳴らそう~」の様子

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 主催は早稲田大学公認学生団体「早稲田リンクス」で、早稲田大学の学園祭「早稲田祭」のイベントの一つ。早稲田リンクスは、「人と情報の交差点」をモットーに掲げ、フリーペーパー、イベント、ウェブメディアの3つの媒体で活動する学生団体。

 当日は「作家が表現した文学作品から『平成』を振り返る」ことを目的に、小説家の奥田亜希子さんと青羽悠さんを招き、それぞれの文学作品から「平成」について考える。これからの作家の在り方や新しい時代を想像するきっかけも提供する。進行はライター、書評家の倉本さおりさん。

 奥田亜希子さんは2013年に「左目に映る星」で第37回すばる文学賞を、青羽悠さんは2016年に「星に願いを、そして手を。」で第29回小説すばる新人賞をそれぞれ受賞している。「この時代を小説家として生きる若手作家の目に『平成』はどのように映ったのか」という観点から2人の小説家に登壇を依頼した。

 会場は早稲田キャンパス15号館402教室。予約はPeatixサイトか公式サイトで受け付けている。予約なしでの来場も可能。

 早稲田リンクス代表の奥泉琳太郎さんは「2人の作家の対談により、平成という時代のみならず今までの自分について振り返る機会にしてほしい。小説家が切り取る『平成時代』や作家の歩き方に触れることによって、学生だけでなく、さまざまな年代の方々がこれからの時代を考えるきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は15時~16時30分。入場無料。

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