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「高田馬場・早稲田ラーメンラリー」10月開催へ ラーメン文化でコロナ克服を呼び掛け

「我羅奢」の濃厚味噌(みそ)ラーメン(青ネギ・チャーシュートッピング)

「我羅奢」の濃厚味噌(みそ)ラーメン(青ネギ・チャーシュートッピング)

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高田馬場・早稲田のラーメン店を巡るラーメンイベント「高田馬場・早稲田ラーメンラリー2021」が10月、開催される。

今回が初参加となる「ふく流らーめん轍 東京高田馬場本店」の「特製ふく流らーめん」

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 今回で10回目になる同イベントは、高田馬場・早稲田エリアのポータルサイト・フリーマガジン 「ジモア」の2011(平成23)年夏号が特集企画として初めて開催したスタンプラリーがルーツ。2015(平成27)年には、投票を組み合わせた特集企画「ジモアラーメンラリー&総選挙」になった。 2017(平成29)年からは、早稲田大学の秋のイベント「早稲田文化芸術週間」の コラボ企画として共同で開催してきた。

 今年は、12月にかけての3カ月間にラーメン店を巡ってもらう密を避けてのイベントとする。参加者には参加店や東京メトロ各駅などで入手したスタンプカードを持参してもらい、参加店に設置するスタンプを食後に各自で押してもらう。集めたスタンプの個数に応じて、参加店全てのスタンプ押印が条件の「コンプリート賞」などに応募できる特典も用意する。

 7月13日現在の参加店は12店。「らーめん我羅奢」「柳屋銀次郎」「徳島ラーメン うだつ食堂」「東京麺珍亭本舗 西早稲田店」「麺達 うま家」「麺屋宗 高田馬場本店」「つけ麺 えん家」「鶏白湯麺 蔭山」「横浜家系ラーメン 圭壱家」「俺の空 高田馬場店」「近江熟成醤油ラーメン十二分屋 早稲田店」「ふく流らーめん轍 東京高田馬場本店」がエントリーしている。

 「ラーメン激戦区」とされ「ラーメン文化」が根付く高田馬場・早稲田でも、ここ数年はラーメン店の店舗数が減り始め、昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響、閉店に追い込まれた店舗もある。現在も、度重なる緊急事態宣言の時短営業などにより多くの飲食店が苦境に立たされていることから、今回のスタンプラリーでは実行委員会形式で、クラウドファンディングによる協力も呼び掛ける。

 クラウドファンディングのリターンには、地元のラーメン店を前売りラーメン券で支援する「先麺券」(3,500円)などを用意する。

 ジモア編集長の岡本匡弘さんは「コロナ禍が長期化し、高田馬場エリアでも多くの飲食店が疲弊している。今回は、東京メトロの告知協賛によりメトロ全駅や車内にポスターも掲示する。地元のイベントにとどまらず他地域からも人を集め、街全体を盛り上げるイベントを目指す。『ラーメン激戦区』としての街のイメージが全国区で知れ渡るようなイベントに育てていきたい」と協力を呼び掛ける。

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