デューク・コーポレーションが7月22日、早稲田大学公式マスコットキャラクター「ワセダベア」のLINEスタンプ第1弾の販売を始めた。

早大の公式マスコットキャラクター「ワセダベア」のLINEスタンプ　その1

　デューク・コーポレーションは、早大早稲田キャンパスにある「Uni.Shop＆Cafe 125」の運営や早大オフィシャルグッズなどを手掛ける。「Uni.Shop＆Cafe 125」は、2002（平成14）年にオープンしたショップとカフェを併設した施設。早稲田大学のグッズを200種類、800アイテムそろえる。現役生や卒業生、近隣の人たちからも親しまれている。

　ワセダベアは2007（平成19）年の早稲田大学創立125周年を記念して、2000（平成12）年に誕生した早大公式マスコットキャラクター。デザインは、同大OBで漫画「島耕作シリーズ」などで知られる漫画家・弘兼憲史さんが手掛けた。昨年誕生から20周年を迎え、記念グッズの販売やオンラインで楽しめるコンテンツの配信を行った。

　昨年の20周年のタイミングでワセダベアのLINEスタンプ販売開始を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などで延期になった。多くの人が日常的に使うLINEスタンプにすることで、ワセダベアの認知をさらに高めたいという思いから、今年に入ってからも準備を進めてきた。

　第1弾は40種類のスタンプを用意。「Uni.Shop＆Cafe 125」のスタッフなどからの意見も聞きながら「オーソドックスなデザインに仕上げた」（同社）という。「おはよう」「ありがとう！」「早稲田なう」など日常生活で使えるよう実用性を重視した。留学生が多い早大らしく、約半分は英語表記のスタンプになっている。サンプラザ中野さん作詞作曲の「幸せの歌」の歌詞の一部で、多くの現役生にもなじみのある「しあわせだ」のスタンプも。価格は120円、または50LINEコイン。

　デューク・コーポレーションの取締役・熊谷佑樹さんは「現役の学生、海外からの留学生はもちろん、校友（早稲田大学のOB・OG）の方々にも使ってもらえれば。校友のLINEグループでワセダベアのスタンプが飛び交っていたらうれしい」と話す。

　LINEスタンプ販売開始について熊谷さんは、「ワセダベアをまだ知らない校友の方も多いので、ワセダベアを知ってもらえるきっかけにしていければ」と話す。「第1弾を出すことで反響があると思う。皆さまの意見を伺いながら、次のワセダベアスタンプを進化させていきたい」と意気込む。

　第2弾、第3弾のワセダベアスタンプも販売をする予定。新しいワセダベアのデザインも作ることになるため、オフィシャルグッズへの展開も検討している。