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「本の帯デザイン賞」作品募集 鶴巻図書館が中高生対象に 締め切り迫る

第1回「つるまき本の帯デザイン賞」展示の様子

第1回「つるまき本の帯デザイン賞」展示の様子

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 区立鶴巻図書館(新宿区早稲田鶴巻町、TEL 03-3208-2431)が企画した「本の帯」のデザイン賞が現在、中高生を対象に作品を募集している。

第1回「つるまき本の帯デザイン賞」優秀賞「平和のバトン」の帯

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 「本の帯」は、本のカバーの上から巻く紙のこと。視覚的に興味を引きつけキャッチコピーなどで本の内容や特徴を伝える効果を持つ。募集の経緯について、同館の伊藤正志館長は「本の帯のデザイン賞は、他に事例もあり、いつか当館でも実現させたいと思っていた企画。昨年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、学校は長期間の休校になり、図書館も休館や利用制限を余儀なくされた。この社会を覆う閉そく感をバネにして、10代の皆さんに本と深く向き合ってほしいと考えて実行した」と話す。

 同賞では、応募作品の中から優秀賞3作品と入選10作品を選ぶ。優秀賞には賞状と図書カード(5,000円分)を、入選には文房具セット(1,000円程度)を贈呈する。受賞作品を同館1階に展示するとともに、同館が発行する館報「つるさんのおたより」で、優秀賞受賞者のコメントや選者の講評などを作品と共に掲載する。昨年は、411作品の応募があった。 

 審査では、館内審査を経て早稲田鶴巻町に拠点を置く出版社・藤原書房の藤原良雄社主、あすなろ書房の山浦真一社長、早稲田の古書店・三幸書房店主の飯島悟さんら外部審査員が最終審査を行う。

 昨年の審査会では、「目立ちすぎてはいけないといって、目立たなければ意味がない」「帯はタイトルメッセージを補てんするもの。文字の表現を工夫して『言葉の力』で勝負してほしい」「想像以上のレベル。ぜひ来年につなげてほしい」などのコメントがあったという。

 伊藤館長は「どんな本でもいい。読書は人を豊かにする。気に入った本や人に薦めたい本を帯の形にして応募してほしい」と呼び掛ける。

 作品を提案できる対象は区立図書館所蔵の本に限る。作品は、本の高さの3分の1以下で、色、材質、紙質などの形式は問わない。審査および展示は所蔵本に帯を巻いた状態で行う。

 応募は、作品に必要事項を記載した申込用紙を添え同館カウンターへの持参または郵送で受け付ける。複数応募可。希望者には、申込用紙の郵送または電子メール添付での送付も行う。締め切りは10月15日。

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