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早大近くの「こはぜ珈琲」が焙煎機導入 焙煎したてを100グラムから提供

新たに導入した焙煎機を操作する「こはぜ珈琲」の店主・谷川隆次さん

新たに導入した焙煎機を操作する「こはぜ珈琲」の店主・谷川隆次さん

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 早稲田大学近くの自家焙煎(ばいせん)コーヒー専門店「こはぜ珈琲(コーヒー) 早稲田店」(新宿区西早稲田1)が焙煎機を11月24日、導入した。

早大近くの自家焙煎コーヒー専門店「こはぜ珈琲」の焙煎中の様子

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 今年3月、下北沢に店を構えていた「こはぜ珈琲」の2号店としてオープンした同店。オープン当初は焙煎機を設置できず、これまで店主・谷川隆次さんが下北沢店で焙煎したコーヒー豆を毎日取りに行き、コーヒーやコーヒー豆を提供してきた。

 焙煎機の導入により、コーヒー豆のセミオーダーメードができるようになった。約30種類ある生豆を注文を受けてから、その場で焙煎して約9分で提供する。焙煎の度合いは7段階、ひき具合は9段階からオーダーでき、コーヒー豆のままでも持ち帰れる。谷川さんは「生豆を直接見てもらえる機会は少ない。豆の違いを楽しんでもらいたい」と話す。

 焙煎機はアイ・シー電子の「トルネードキング」を採用。「竜巻のような回転が釜内部で発生し、コーヒー豆に確実かつ均一に熱を加える」(同社)という。「下北沢店でも使っており、初期のものからずっと使ってきた焙煎機なので、癖もよく分かっている」と谷川さん。焙煎中に排出される煙やにおいなどを抑制するため、消煙機も導入した。

 生豆は100グラム700円~2,300円と幅広く用意する。定番のハウスブレンド(700円)、こはぜブレンド(750円)、早稲田店限定の早稲田大隈ブレンド(730円)などは常時提供。季節で変わる限定のコーヒー豆もあり、現在はクリスマス限定のトナカイブレンド(800円)を用意する。100グラムから購入できる。

 谷川さんは「念願の焙煎機を導入したことで、焙煎したてのコーヒー豆を提供できるようになった。今後はお客さまが好きなように組み合わせてブレンドしてもらえる仕組みもつくっていきたい。混雑しているとお待たせしてしまうこともあるので、電話で予約してもらえるとスムーズに購入いただける」と話す。

 営業時間は月曜~土曜=10時30分~21時(水曜は20時まで)、日曜祝日=11時~19時。

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