紅葉のライトアップが楽しめる「早稲田燈幻郷~Autumn Leaves Festival in Waseda 2018~」が11月17日、甘泉園(かんせんえん)公園と水稲荷神社(新宿区西早稲田3)で始まった。
早稲田商店会が主催する同イベント。早稲田の街の「新たな秋冬の風物詩」を作ろうと昨年から開催し、期間中、甘泉園公園では毎日100人以上の夜間来園者があったという。
2回目の開催に伴い、初日となる17日には隣接する水稲荷神社で、広域連携する大隈通り商店会、庚申塚商栄会など地域の関係者とともに点灯式を行った。
水稲荷神社は941年に創建された神社。早稲田大学構内から移転された末社もあり、早大受験生が参拝に訪れることもあるという。水稲荷神社に隣接する甘泉園公園は区立唯一の回遊式庭園。「甘泉園」の名は園内から湧く泉の水がお茶に適していたことが由来とされ、四季折々の見どころがある公園として人々に親しまれている。11月~2月の通常の閉門時間は17時だが、同イベント期間中は20時まで延長する。
同商店会の佐藤靖子事務局長は「前回も、事業主体の早稲田商店会だけでなく、地域の町会・商店会・小学校が心を一つにして取り組んだ。今年は、点灯式に早大の『早稲田ちんどん研究会』と『わせだ吹奏楽同好会(緩)』も参加して点灯式を盛り上げてくれた。このイベントを通して学生街早稲田ならではのつながりが生まれたことがうれしい。地域全体で心を一つにして盛り上げて、地域の人にも旅行者にも西早稲田の夜の紅葉を楽しんでもらえるイベントに育てたい」と期待を込める。
開始時間は16時~20時。12月9日まで。