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馬場下町の油そば「麺爺」が業態変更で個室スペースに オンライン授業などに対応

早大学近くの油そば専門店「麺爺 馬場下店」の皆さん

早大学近くの油そば専門店「麺爺 馬場下店」の皆さん

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 早大近くの油そば専門店「麺爺(めんじい) 馬場下店」(新宿区馬場下町)がオンライン授業などに対応する個室スペース「まなびLabo早稲田店」に業態変更し、5月9日にオープンする。

定番メニューの「麺爺の油そば」(黒・しょうゆ、大盛り、600円)

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 「麺爺」は、2011(平成23)年に1号店となる早稲田店をオープン。500円から提供する「黒(しょうゆ)」「白(塩)」を中心に、店舗により「赤(黒ベース辛みそ)」「紅(白ベース辛みそ)」「茶(みそ)」(以上550円)を用意。安価で食べられる「ワセメシ」として早大生から愛されており、早大周辺に4店舗を展開してきた。

 一昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響により早大がオンライン授業となり、学生街から学生の姿が消えてしまった。昨年の春学期からは対面授業が増加したが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により学生のサークル活動などに制限がかかる状況が長く続き、経営に影響が出ていた。

 店をどう継続していくか、スタッフや店の熱心なファンの早大生、卒業生などからアイデアや意見を集め、今後の方向性を模索してきた。早大生の役に立てること、物件を維持しながら「麺爺」としての営業再開の可能性を残せることなどから、オンライン授業やオンライン面接が受けられる個室スペースとしてリニューアルすることにした。4月30日に麺爺を営業終了し、現在は内装工事を行っている。

 15室を用意し、窓際に用意する3室はスペースが広く予約制にする。利用料金は大学の授業時間に合わせて90分500円。利用後のチケットは早稲田店で500円分の金券として利用できる。有効期限は「麺爺がなくなるまで」としている。

 リニューアルに際して、クラウドファンディングを実施中で、5月2日時点で107人から114万円を超える支援が集まっている。

 代表の石田正徳さんは「戸山キャンパスに隣接する店で、多くの早大生から思い出の場所という話を聞き、なんとかしたいと考えた。現状を維持して後悔するのであれば、新しいチャレンジをしたほうがいいと思い判断した。これまで店に通ってくれた早大生には本当に感謝している。新しくできるスペースを有効活用してもらえるとうれしい」と話す。

 営業時間は9時~20時。早大の学生会館の閉館日が定休日。クラウドファンディングは5月8日まで。

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