早大の学生サークル「理工展連絡会」が新しいマスコット「矢口ちゃん」を6月19日、発表した。
「理工展連絡会」は早大の基幹・創造・先進の3つの理工学術院がある西早稲田キャンパス(新宿区大久保3)で例年11月初旬に開催される学園祭「理工展」を運営するサークル。これまで、「理工展にあふれる知識」の「知」が名前の由来の「矢口くん」が活動しており、2つ目のマスコットとなる。
新たに登場した「矢口ちゃん」は、「早稲田の理系大学生アンドロイド。理工展マスコット矢口くんの妹。人と関わることが好き」というプロフィルで、名前は「矢口つむぎ」。矢口くんは着ぐるみなどで活躍し、会話ができなかったが、矢口ちゃんはVチューバーとしての活動を想定しており、対話できることが特徴。
Vチューバーが人気を集めていることから企画された矢口ちゃん。サークル内で「かわいい女の子がいい」との声があったことから、現在のテイストになった。昨年9月には完成していたが、昨年の理工展での企画に間に合わなかったため、精度を上げ、準備を進めてきた。2Dの立体表現を可能にした表現技術「Live 2D」を使用する。
理工展連絡会の法被を着ていることが特徴だが、法被を着ない私服バージョンの展開も想定している。発表に合わせて、ツイッター、インスタグラム、ユーチューブなどの公式SNSを開設。今後、ゲームや雑談などの配信を予定しており、理工展の広報活動も行っていく。
グッズ展開は、矢口くんと矢口ちゃんのLINEスタンプが販売中。缶バッジ、クリアファイル、アクリルキーホルダーなどの展開も予定している。
矢口ちゃんは「私自身、配信経験がないため、上手にいかないことの方が多いと思う。しかし、ツイッターやインスタグラムで多くの方から反応をもらい、皆さんが期待してくれていることをひしひしと感じているので、自分なりに精いっぱい頑張っていきたい。配信や理工展を通して皆さんと会える日が楽しみ」と意気込む。