トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」(以下、MTG)の専門店「カードショップ抜忍(ぬけにん、以下、抜忍)」(新宿区高田馬場4)が7月15日、オープンした。
MTGは、1993(平成5)年に米ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が発売した世界初のトレーディングカードゲーム。8つの言語に対応し、70カ国以上でプレーされている。全世界で4000万人を超えるプレイヤーとファンがいるといい、「もっともよく遊ばれているトレーディングカードゲーム」としてギネス世界記録にも認定されている。
「抜忍」はMTGに特化したサービス事業を展開する「晴れる屋」での勤務経験を持つ代表の多尾英晃さんらが開いた。高田馬場には「晴れる屋 トーナメントセンター東京」をはじめMTGの公認店舗が4店舗あるほか、ボードゲームなどの専門店も集積している。多尾さんは「より多くの店があると、高田馬場が盛り上がると思い、出店することにした」と話す。
取り扱うカードは約5000種類。複数人でのプレーに対応するカードやコレクター向けのカードの品ぞろえに強みがある。高価なものでは190万円のカードもあるが、全体的にリーズナブルな価格設定を心がけているという。
通販サイトは約1週間かけて商品登録し、準備を進めてきた。店内にはカードを展示するショーケースのほか、パソコンを設置しており、カードを探してその場で注文することができる。ゲームを楽しめるプレースペースも16席用意。今後、ショーケースとプレースペースは拡充する予定。
多尾さんは「入り口は少しアングラ感があるので、入りにくいかもしれないが、店内はアットホームな雰囲気なので気軽に来店してもらえれば。プレースペースも無料で利用できる。オープン直後ということもあり、混んでいないのでゆっくりくつろいでいってほしい」と話す。
営業時間は13時~22時(土曜・日曜・祝日は12時~)。月曜定休。