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早大校友の祭典「稲門祭」が3年ぶりに対面開催 学生への支援呼びかけも

「稲門祭パレード」で校旗行進をする早稲田大学応援部

「稲門祭パレード」で校旗行進をする早稲田大学応援部

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 「2022稲門祭」が早稲田大学の早稲田キャンパス(新宿区西早稲田1)と戸山キャンパス(戸山1)で10月23日、開催された。

にぎわいを見せた「2022稲門祭」の会場の様子 その1

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 「稲門祭」は早大の同窓会組織「早稲田大学校友会」公認の稲門祭実行委員会が主催する「校友会最大の祭典」。卒業後、節目の年を迎える校友(卒業生)を招待する「ホームカミングデー」も同日開催している。

 キャンパス内に模擬店が立ち並び、学生や校友による企画やパフォーマンスが行われ、例年1.5万人が来場するイベントだったが、新型コロナウイルス感染症拡大により、2020年は中止、2021年はオンラインのみの開催となり、3年ぶりに対面での開催となった。

 感染症対策でキャンパス内での飲食が全面的に禁止されたり、模擬店の数が例年よりも少なかったりしたが、その他はコロナ前と同程度の規模で開催。1.3万人が来場(早稲田大学校友会)し、にぎわいを見せた。「ホームカミングデー」には2020年、2021年に招待する予定だった人が招かれ、式典を3回に分けて実施。一部の企画はオンラインでも配信した。

 毎年販売する記念品など、稲門祭での収益は「校友会奨学金」として学生を経済的に支援する仕組みになっている。エンディングフィナーレでは、2022稲門祭の吉留昭彦実行委員長(吉はつちよしが正式表記)が田中愛治総長に奨学金となる「2022稲門祭」の目録を進呈した。

 田中愛治総長は「来年は制限のない稲門祭ができれば。今、早稲田大学は徹底的に学生本位。学生の学習効果が上がる授業や教育環境を提供することが大学の役割だと思っている。学生が輝く早稲田の未来へ、これからもご支援をお願いしたい」と参加した校友に呼びかけた。

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