カフェ「甘露」(新宿区西早稲田3)が現在、中国のショートアニメーション「ミニ豆ちゃん」とのコラボレーションカフェを開催している。
甘露は、2018(平成30)年10月にオープンした中国のお茶と薬膳スイーツのカフェ。昨年は、中国のアニメ映画「羅小黒(ロシャオヘイ)戦記」とのコラボレーション焼き菓子セット「螺旋(らせん)酥礼盒(スリーフー)」を期間限定販売した。中国のアニメーション作品とのコラボ企画は2回目。
「ミニ豆ちゃん」は、中国で2018年7月に第1シーズンが放送されたショートアニメーション。主人公の「ミニ豆ちゃん」(小豆)を中心に、「ジェンシュン」(タピオカ)、「アンソニー」(アロエ)などが暮らす食べ物の世界を描いた作品。2022年8月からはフジテレビ地上波で放送し、「ミニ豆ちゃん」役は声優の蒼井翔太さんが務めている。
コラボカフェでは、アニメのストーリーや登場人物にちなんだ4種類のコラボ限定スイーツを、オリジナルコースターと共に提供。記念撮影用に「ミニ豆ちゃん」「ジェンシュン」のぬいぐるみや登場人物のポートレートを用意する。コラボメニューの注文で「ミニ豆ちゃん」未発表映像の試聴ができる3次元コードを提供。
コラボメニューは、広東式ミルクプリンに小豆とタピオカをトッピングした「紅豆珍珠双皮乳(ホンドウジェンジュウシュァンピーナイ)」、クコの実入りの汁粉に芋団子串を合わせた「芋圓枸杞紅豆沙(ユーユェンゴウチーホンドウシャア)」(以上770円)、桃の樹液と白キクラゲと芋団子を合わせた「牛乳芋圓銀耳桃膠(ニゥウナイユーユェンインアルタオジャオ)」(880円)、アニメに登場するキャラクターが入った「全家福椰香西米露(チュェンジャアフゥイエシァンシーミール)」(1,320円)。自宅で簡単に作れる手作りキット「小豆のおしるこ『ミニ豆ちゃん』特別レシピ」(896円)のネット販売も行う。
コラボ企画を担当した同店のチョウ・ギョクジャクさんは「アニメに登場する食材やスイーツは日本ではなじみのないものも多い。ストーリーや登場人物をイメージしたスイーツで、その味を体験してもらいたいと考えた。中国の食べ物を通して、中国の文化や魅力を知ってもらうきっかけづくりができれば」と話す。
営業時間は11時30分~18時。木曜定休。11月30日まで。