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早大近くにモツ丼専門店「モツととも煮」 国産和牛のモツ5種を自家製たれで

「モツととも煮」店主の永木宏昭さん

「モツととも煮」店主の永木宏昭さん

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 モツ丼専門店「モツととも煮」(新宿区西早稲田1)が8月6日、早大近くの大隈通り商店会にオープンした。

看板メニューの「モツ丼(大)」=早大近くにモツ丼専門店「モツととも煮」

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 日本料理店や焼き肉店で経験を積んだ店主の永木宏昭さんがオープンした同店。店舗面積は約8坪、席数はカウンター11席。「以前から大学近くの立地で挑戦してみたいと思っていた」と永木さん。「これからも牛肉に関係する仕事をしていくという意気込みを店名に込めた」と話す。

 焼き肉店時代に提供して好評だったという「モツ丼」が看板メニュー。岩手県産牛のモツを使う。現在使っているのは、小腸、ギャラ、直腸、メンブレン、肺。永木さんは「食べたときにそれぞれの違いを楽しんでもらえるようトロトロには炊かず、柔らかい中にも食感が残るように部位ごとに仕込んでいる。これまで残したお客さんはいないので、ほっとしている」と話す。

 自家製のたれは、赤みそ、白みそ、田舎みその3種類をブレンド。「モツ丼」の価格は、並=800円(ご飯、モツ共に約230グラム)、大=1,000円(同約270グラム)。モツをご飯と分けて提供する別盛りにも対応する。卵、スープ(以上100円)、卵とスープのセット(150円)も用意する。

 ディナーの時間帯は、ちょい飲みニーズにも対応。焼き肉店時代の経験を生かし、シマチョ、ギャラ、ハツ、煮込(以上500円)、あぶりユッケ(1,000円)、キムチ(300円)、赤身(1,000円)、TKG(400円)、スープ(400円)などの一品料理も提供する。アルコールは、瓶ビール(550円)、ハイボール(500円)、いも焼酎(450円、ソーダ入りは500円)、レモンサワー(400円)などを用意する。

 永木さんは「お客さんからは『思ったよりもさっぱりしている』と言われることが多い。夜は焼き肉店時代のメニューも少しずつ出して、1人でも気楽に寄れる焼き肉居酒屋のようにできれば。『もつとも、行こか』と皆さんの食事の選択肢に入れるように頑張って行きたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~22時。定休日は今後決める予定。

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