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西早稲田の定食屋「WASEDAや」10月1日で25周年 記念メニューも

「WASEDAや」店主の下村和幸さんと京子さん

「WASEDAや」店主の下村和幸さんと京子さん

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 店主の下村和幸さんが、友人と3人で早稲田通り沿いの地下1階に立ち飲み居酒屋として開店した同店。半年後からは学生街という立地から定食屋として妻の京子さんと二人三脚で営業を続けてきた。

「WASEDや」25周年特別メニュー しょうが焼き・からあげ・めちゃウマコロッケ定食

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 下村さんは「できるだけ安く提供するために地下に店を構え券売機を置いて営業を始めた。今も前払い制にしているのはその名残。まさか定食屋になるとは思っていなかったが、お客さまの声に耳を傾け日々工夫を続けて今の形になった。学生さんが『WASEDAやと言えば唐揚げ』と言い出したことで店のイメージが定着したこともありがたかった」と話す。

 人気のメニューは、「しょうが焼き・からあげ定食」(930円)、「ハンバーグ・コロッケ定食」(980円)、「からコロ定食」(850円)。そのほか、客から「おいしい丼を作ってほしい」と言われて提供を始めた千切りキャベツの上にしょうが焼きと唐揚げを盛った「WASEDA丼」(800円)、サイドメニューとして、生卵(60円)、旬の青菜のおひたし、にらたま、唐揚げ1個(以上150円)、「めちゃウマコロッケ」(300円)などを用意。テーブルにはセルフサービスで刻みたくあんを置く。

 35歳で独立するまで高田馬場の飲食店で働いていたという下村さん。「1人暮らしを始めてから料理上手だった母の手料理が恋しくなって作るようになった。しょうが焼きのたれも唐揚げの味付けも私の料理の元はおふくろの味」と言う。

 10月1日、2日は、三大人気メニューを一皿に盛る「しょうが焼き・からあげ・めちゃウマコロッケ定食」(1,000円)を提供する。

 下村さんは「酒類も提供しているが、うちはあくまでも街の定食屋。これからも米にもこだわりながら価格はできる限り押さえていきたい。25周年のこの機会に人気の高い3メニューを堪能してほしい」と呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~22時。日曜定休。

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