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早大近くの油そば「麺爺ラボ」が4年8カ月ぶりに営業再開 「原点に立ち返る」

営業再開を迎えた「麺爺ラボ」の坂爪信治店長

営業再開を迎えた「麺爺ラボ」の坂爪信治店長

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 早稲田大学近くの油そば専門店「麺爺(めんじい)ラボ」(新宿区馬場下町)が10月4日、4年8カ月ぶりに営業を再開した。

限定の「煮干しそば」(特盛り)=早大近くの油そば「麺爺ラボ」が4年8カ月ぶりに営業再開

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 「麺爺ラボ」は、早大周辺で3店舗展開していた油そば専門店「麺爺」のセントラルキッチンの機能と限定メニューを提供する店として、2017(平成29)年にオープン。オープン以降、新メニューの開発に取り組む「油そば研究所」として営業してきたが、新型コロナの影響で休業してからは、セントラルキッチンに特化していた。

 「麺爺」の石田正徳さんは「早稲田大学周辺だけに立地する油そば専門店として、新型コロナ前の原点に立ち返りたいと思い、店を再開することにした」と話す。店舗面積は約16坪。席数は24席。グループで着席できるテーブル席を3卓設け、客が接続して利用できる75インチのモニターを用意する。

 メニューは「焼き油そば」(830円)、「煮干しそば」(930円)、「釜玉そば」(630円)など。各メニューで麺の量が選べ、並盛り=140グラム、大盛り=210グラム(100円増し)、特盛り=280グラム(200円増し)、鬼盛り=350グラム(300円増し)と、「焼き油そば」のみ神盛り=1キロ(3,000円)を用意する。グラム数はいずれもゆで前の重さ。新型コロナ以前は提供していなかった「麺爺」通常メニューの油そばも、並盛り730円から用意する。学生は学割価格になり、いずれも150円引きになる。

 今後、期間限定メニューとして「宮崎(炭火地鶏風)」「長崎(ちゃんぽん風)」「博多(超細麺)」「沖縄(ソーキ風)」などを展開していく予定。

 アルコールは、小ジョッキのレモンサワー=360円(学割は180円)、ハイボール=420円(同240円)、生ビール=480円(同360円)。それぞれ中ジョッキの特盛り(価格は2倍)、大ジョッキの神盛り(価格は4倍)も用意する。

 石田さんは「閉店時間までに入店いただければ、ゆっくりしてもらえるように営業する予定。食事はもちろん、飲んだあとの締めの油そばと楽しい時間を過ごしてもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は14時~21時30分。土曜・日曜定休。

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