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早大理工の学園祭「理工展」 「PRISM」がテーマ、「未来の学園祭」を掲げ

(左から)理工展連絡会副代表の鍋山亜希さん、矢口ちゃん(パソコン画面内)、矢口くん、代表の幸松豊拓さん、テーマ委員長の渡辺咲凜香さん

(左から)理工展連絡会副代表の鍋山亜希さん、矢口ちゃん(パソコン画面内)、矢口くん、代表の幸松豊拓さん、テーマ委員長の渡辺咲凜香さん

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 早大理工3学部の学園祭「第71回理工展」が11月3日、4日、開催される。主催は「理工展」を運営する学生サークル「理工展連絡会」。

理工展マスコットの「矢口ちゃん」=早大理工の学園祭「理工展」

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 「理工展」は早大の基幹・創造・先進の3つの理工学術院がある西早稲田キャンパス(新宿区大久保3)で開催される学園祭。研究発表や講演会、参加型の実験体験企画などを用意し、科学の楽しさに触れられることが特徴で、子どもや早大を目指す中高生の来場者が多いことも特徴。例年約2万人の来場があるという。

 今年のテーマは「PRISM」。理工展連絡会代表の幸松豊拓さんは「理工展に関わる人々の個性や思いの多彩さ、理工展の催しとしての華やかさを表現した。虹を見つけたとき、誰かに共有したくなる温かなときめきのような、非日常の中で理系知識のきっかけを拾ってもらえる特別な体験をお届けしたい」と話す。「PRISM」をモチーフに51号館付近に7色の傘を188本使うアンブレラスカイも展開する。

 「未来の学園祭」を掲げ、これまでパンフレットアプリ「アプリコ」、会場に来られない人でも楽しめるアプリ「バーチャル理工展」などの開発に取り組んできたが、今年は「理工展の魅力をもっと知ってもらいたい」との思いから、独自企画にも注力した。3日11時30分から「万博教室 in 早稲田大学理工展」を開催。「大阪・関西万博」をテーマにクイズ大会や経済産業省、万博に参加する企業が「未来の都市」をテーマに講演を行う。そのほか、5対5で対戦するタイトル「VALORANT」で競う大学対抗のeスポーツ大会を両日開催し、VRやモーションキャプチャーを使ったゲームの体験ブースも用意する。

 サークルや研究室などが展開する約80の企画では、ロボットの実演展示や操縦体験、今年の「鳥人間コンテスト」人力プロペラ機部門で準優勝した機体の展示、子ども向けの体験企画や実験教室、研究室紹介などを行う。中庭のステージでは、ダンスやライブなどを繰り広げる。約15の模擬店がフードなどを販売するほか、近隣の飲食店ではコラボメニューも提供する。

 理工展のマスコットキャラクター「矢口くん」、Vチューバー「矢口ちゃん(矢口つむぎ)」のグッズ販売やLINEスタンプも展開する。

 幸松さんは「みんなでこの1年間、持ち場を全うして頑張ってきた集大成。例年よりも新しい企画、キャッチーな企画を豊富に用意した。理工展の新しい色を感じてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は2日=10時~17時、3日=10時~16時。

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