高田馬場駅前にある「早稲田速記医療福祉専門学校（以下SOKKI）」で11月23日、学園祭「SOKKI FES 2024」が行われた。

天井近くまで積み上げられた手作りジェンガ＝高田馬場の専門学校で学園祭「SOKKI　FES」

　今年のテーマは「和気愛逢（わきあいあい） ～全員が主役の学園祭～」。学生による模擬店やゲーム、ステージ発表、オープンキャンパスなどを用意した。教員も一緒に衣装を着て展開したメイドクレープカフェや天井まで積み上げられるくらい高い手作りジェンガでは、来場者が驚く姿も見られた。

　入り口では高知県の花や野菜を展開するマルシェを、2階ラウンジではミニクリスマスツリーを作るワークショップを、それぞれ実施。近隣の幼稚園や病院などにチラシを配架したこともあり、学生やその友人のほか、子連れの近隣住民なども来場し、校内ににぎわいが生まれた。

　ステージでは、シンガー・ソングライターの川崎鷹也さんのファーストアルバムにコーラスとして参加したことをきっかけに音楽活動を開始したタヌさん（フライング・ボイス所属）がライブで出演。事前に開催を告知したライブはタヌさんにとって初。「同年代であるSOKKI生の皆さんと一緒に夢に向かって頑張っていけたら」と話す。

　SOKKIキャリアサポートセンターのセンター長補佐の杉本拓朗さんは「これまでは、地域住民へのPRをあまりしていなかったが、今回は足を運んでもらえるように参加しやすい企画を盛り込んだ。当日はたくさんの来場があり、とてもにぎやかな学園祭になった」と話す。