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高田馬場の居酒屋が四日市トンテキでランチ営業、 シェフは俳優の野村宏伸さん

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 高田馬場の居酒屋「ひさご」(新宿区高田馬場3)が、「食堂酒場グラシア」(台東区)の加盟店として、四日市トンテキを提供するランチ営業を始めて3月3日で1カ月を迎えた。シェフは俳優の野村宏伸さん。

グラシアの四日市トンテキ(ライス、スープ付き)=高田馬場の居酒屋が四日市トンテキでランチ営業

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 ひさごは1987(昭和62)年創業の居酒屋。今年2月に経営を引き継いだ会社の社長とグラシアの店主、金村豊さんが趣味を通じた知り合いだったことがきっかけとなった。ランチ営業は、ひさごの常連客で俳優の野村宏伸さんがシェフとして店に立つ。

 四日市トンテキは、三重県四日市市の飲食店などで提供されるローカルフードで、肉厚の豚肉をグローブ状にカットし、ニンニクと一緒に濃いめのたれでソテーに千切りキャベツを添えた料理。

 2022年から2年連続で食べログの洋食百名店に選出されたグラシアのレシピは、四日市で日本料理店を営んでいた金村さんの父が、四日市トンテキ発祥の店といわれる四日市市内の中華料理店「來來憲(らいらいけん)」の店主から直接教わったレシピを豊さんが受け継いだという。加盟店としての営業は同店が2店舗目。ひさごでの営業立ち上げは豊さんの息子の英晃さんが担った。

 ランチメニューは、四日市トンテキ(1,800円)、カレー(1,200円)、ハンバーグ(1,300円、以上、ライス・スープ付き)、サイドメニューのちょいカレー(200円)。

 俳優業を続けながら可能な限り店に出るという野村さんは「料理が好きで居酒屋もやってみたいと思っていたところに、ちょうどいいタイミングで声をかけてもらった。浅草橋の店で直接、金村さんから焼き方を教わり調理場に立った。最初は慣れない仕事で疲れを感じていたが1カ月がたち、徐々にお客さまも増え手応えを感じている。グラシアのファンの方が高田馬場で四日市トンテキが食べられると来店してくださることもある。私が加わったことで、口コミなどで店が知られて長年世話になっているひさごの居酒屋営業の繁盛にもつながれば」と意気込む。

 ランチ営業時間は11時30分~14時。

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