
西早稲田商店会が3月3日から、同商店会が管理する「源兵衛子育地蔵尊」をデザインした「お守り絵馬」を配布している。
西早稲田の「源兵衛子育地蔵尊」(新宿区西早稲田2)は、江戸時代初期に周辺地域を開墾した源兵衛や同心縁者を供養し、功績を記念するため1726年に安置された。「子育て地蔵尊」と呼ばれ、とりわけ子どもに関する願い事が成就すると伝えられている。
「西早稲田商店会サンクス・フェア」と題し、絵馬の配布を企画した同商店会の越坂部忠生会長は「商店会のシンボル・子育て地蔵尊を盛り上げていくことは商店会のミッションの一つ。より多くの人に交流の場として親しみを持ってもらえれば」と話す。「店とお客さんのコミュニケーションのきっかけになれば」とも。
絵馬の表には子育て地蔵尊のイラストを、裏には浮世絵「高田の馬場」を、それぞれデザインした。約80店が来店客などに配布する。5000個を用意し、1人1個限り。配布店はサンクス・フェアのポスターを掲出している。
3月30日まで。