
ホットドッグ店「DOGS ONE」(新宿区戸塚町1)が早大南門通り沿いにオープンして、3月7日で2カ月がたった。経営は新宿区内で居酒屋を展開するライフゲート(新宿区舟町)。
プルドポークドッグとセットメニュー=早大近くにホットドッグ店「DOGS ONE」
場所は定食店「Kitchen GRASSO(キッチン グラッソ)」の2階。店舗面積は約10坪。席数は店内=17席、テラス席=4席。テラス席はペット可。アメリカンダイナー風の店内は、MUJI HOTELなどを手がけるUDS(渋谷区)がデザインした。社長の宗政英傑さんは「地域の人や学生が楽しく会話をできるスペースを作りたかったので、長時間でも落ち着けるように、スタイリッシュながらも木目調を入れて温かい空気感を意識した」と話す。
出店の経緯については「従業員やその家族の幸せのため、さまざまな業態に挑戦したいと思っていた。今まで培ってきた食のアイデアや技術を『グルメドッグ』と組み合わせていければ」と宗政さん。「早稲田は他とは違った空気感の学生街で、全国からいろんな思いを持って早稲田に来る学生が多い。そこで自分たちが何か価値提供ができればと思った」とも。
ホットドッグに使うソーセージは「マルニハム」(目黒区)とOEM契約を結び、独自調合のスパイスで製造する。バンズは「峰屋」(新宿6)からソーセージに合う特注の酒種パンを仕入れる。お薦めだというプルドポークは、豚の肩ロースを約6時間煮込んで仕込んでいるという。
ホットドッグは「プルドポークドッグ」(1,200円)、「チリドッグ」「チーズドッグ」「アボカドドッグ」(以上1,050円)、「プレーンドッグ」(700円)を提供する。セットメニュー(400円)も用意する。「チキンオーバーライス」(880円)、「シーザーサラダ」(400円)、「チキンウイング」(550円)、「ポテト」(600円)、「ナチョス」(750円)などのほか、プレーンドッグとチキンオーバーライス、ポテト、ドリンクがセットになった「学生セット」(1,000円)も用意する。
ドリンクメニューは「ブルックリンラガー」(1,200円)、「スプリングバレーシルクエール」「バドワイザー」「ハイネケン」「コロナ」(以上880円)、「ギネス」(900円)のほか、「コカコーラ」や「スプライト」「マウンテンデュー」「ドクターペッパー」「ウーロン茶」(以上450円)、「ブレンドコーヒー」(420円)などを用意する。
「グルメドッグというジャンルを皆さんに知ってほしい」と宗政さん。「地域の人がコミュニティーをつくれて、学生が授業の間や授業後にくつろげて交流を深められる場所にできれば」と意気込む。
営業時間は11時30分~20時。