新宿区のインキュベーション施設「高田馬場創業支援センター」(新宿区高田馬場1)が現在、3月からの利用者を募集している。
高田馬場創業支援センターで提供しているサービス=新宿区の創業支援センターが利用者募集
新宿区内で創業を目指す人や創業して間もない人などが利用できる施設として、2011(平成23)年にオープン。フリーアドレス10席のシェアオフィスを中心に、来客対応のための商談室やロッカー、複合機などを用意する。法人登記にも対応し、郵便などの受け取り代行も行い、事業に集中できる環境を提供する。
ハード面だけではなく、創業時に生じる疑問の相談や融資、補助金申請に必要な事業計画書の作成をサポート。利用者同士の交流を促進する企画も行い、創業を目指す仲間づくりができる環境も提供する。
3月から空きが出るため募集を行う。施設使用料は月額1万円、利用期間は最長2年間。利用時間は8時30分~24時。利用申請は、施設を見学の上、スタッフによる利用方法の説明や事業内容のヒアリングを受ける必要がある。その後、事業計画書を作成し、必要書類と共に新宿区に提出する。書類や面接による審査があり、利用者を決定する。
高田馬場創業支援センターは、新宿区が実施する特定創業支援等事業の一つ。1カ月以上利用し相談を受けることで、新宿区内に法人登記する場合、登録免許税の軽減や日本政策金融公庫の金利優遇、創業関係の補助金に申請できるようになるなどのメリットを受けられる。
施設長の田中健一朗さんは「多くの人が創業すること自体が初めてで、分からないことも多い中、事業に取り組んでいく必要がある。当センターでは過去の事例や蓄積した知見を利用者の方に提供している。創業は誰にでも勧められることではないが、これまでの経験、人脈などを生かし真剣に創業を目指す方に活用してもらえたら」と話す。
提出期限は1月31日。