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映画「月の満ち欠け」、ロケ地「早稲田松竹」で上映 劇中映画と2本立てで

早稲田松竹 外観

早稲田松竹 外観

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 高田馬場を舞台にした映画「月の満ち欠け」の上映が2月11日、早稲田松竹(新宿区高田馬場1、TEL03-3200-8968)で始まった。

早稲田松竹の館内掲示2

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 名画座として、ロードショーを終了した映画や過去の名作を中心に2本立てで上映している同館。上映プログラムを1週間ごとに入れ替え、1つのスクリーンで2本の映画を交互に上映する。

 同作品は、第157回直木賞を受賞した佐藤正午さんの小説を映画化。撮影は、1980(昭和55)年代の高田馬場駅前を忠実に再現したセットや高田馬場かいわいのほか、同館でも行った。同館で撮影したのは、目黒蓮さん演じる三隅哲彦と有村架純さん演じる正木瑠璃が映画を鑑賞するシーン。昨年11月21日には、目黒さんと廣木経一監督、主人公の小山内堅を演じた大泉洋さんを迎えて映画公開直前イベントを行った。

 同時上映作品は、劇中で三隅と瑠璃が再会するきっかけとなる作品「アンナ・カレーニナ」(11日~13日)、二人が早稲田松竹で鑑賞する「東京暮色」(14日~17日)。関連映画として「女と男のいる舗道」もレイトショー(11日~17日)で上映する。

 平野大介支配人は「日頃の客層とは異なる人が建物や劇中で目黒さんが腰掛けていた場所の写真を撮る姿を見かけては反響の大きさを感じている。上映に寄せて当館にできることを考えた。同時上映の劇中映画を見てもらうことで追体験も楽しんでもらえるのでは」と話す。

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