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早大通りの「信州そば 立喰はせ川」が閉店 静かに54年の歴史に幕

早大通りの「信州そば 立喰はせ川」が営業していた頃の様子

早大通りの「信州そば 立喰はせ川」が営業していた頃の様子

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 早大の大隈記念講堂横にある「信州そば 立喰(たちぐい)はせ川(以下はせ川)」(新宿区早稲田鶴巻町)が4月21日、閉店した。

閉店を知らせる貼り紙

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 早大通り商栄会によると、はせ川は1969(昭和44)年にオープン。宗田節とさば節で取るだし汁を使い、かけそば(310円)、かき揚げそば(410円)、きつねそば(430円)、山菜そば(470円)など14種と、うどん各種を提供していた。

 近隣で働く人、近隣住民、早大の授業期間中は学生のほか、早大通りが駐車しやすい環境であることからタクシーの運転手なども客で多く見られる店だった。近くの商店主は「仕事を始めた頃、朝の配達から帰ってきた後に食事をしたのがきっかけで通うようになった。老舗ということもあるが、私もよく通っていた店だけに寂しい思い。静かに閉店したかったのだと思う」と話す。

 4月に入るとツイッター上で閉店のうわさがツイートされはじめたが、店頭で閉店の予告がなかったため、突然の閉店に驚く声も多い。4月に入るとうどんの提供がない日があったり、暖かくなってきているのに冷やしメニューが提供されていなかったりなどの状況が続いていた。

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