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高田馬場に「よねやまのぶたやき」 「カリカリ、ジューシー」豚肉に独自たれ

「よねやまのぶたやき」のスタッフ(右が店主の米山訓さん)

「よねやまのぶたやき」のスタッフ(右が店主の米山訓さん)

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 豚焼き専門店「よねやまのぶたやき」(豊島区高田3、TEL 03-4334-6934)が4月28日、高田馬場の新目白通り沿いにオープンした。

「よねやまのぶたやき」の「ぶたやき」(4枚)

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 店舗面積は約19坪、席数は24席。店主は俳優としても活動している米山訓(さとし)さん。同店の「ぶたやき」は、「好きだったお店がなくなり、何とかあの味を食べたいというところから、研究して完成したオリジナルの料理」(米山さん)。店は、一昨年3月から昨年10月まで中野区野方の「串かつ若菜」で間借り営業していた。

 店を始めたきっかけについて、米山さんは「この味をみんなにも食べてもらいたいと思った」と話す。「俳優のほかコンサートの裏方もやっているが、コロナ禍になって、何かを生み出す側にならなければと思った」とも。

 野方での開店時には、映画監督の木村ひさしさんから直筆の看板やのぼりがサプライズで届いたといい、新店舗でも看板などの題字は木村さんに依頼した。移転については、「応援してくれた方、この味をうまいといってくれた方のためにも、長く頑張っていきたいと思った」と米山さん。間借り営業を終え、高田馬場に店を構えることにした。

 同店の「ぶたやき」は、豚ロースを「カリカリ、ジューシー」(米山さん)に焼き上げ、ニンニクやショウガを使ったオリジナルたれをかける。卓上調味料にはオリジナルのにんにくたれや、栃木の三鷹(さんたか)唐辛子を使ったオリジナルスパイスも置く。オリジナルスパイスは、店頭やオンラインでも販売している

 メニューは「ぶたやき」(900円)、「ぶたおろし」(1,000円)、「ねぎぶた」「ぶたきのこ」「ぶたニンニク」(以上1,100円)、「芽子(めご)ぶた」(1,300円)。1枚単位で肉の追加もできる。価格は、ランチ=100円、ディナー=150円。米山さんの地元・甲府市にあった定食店のメニューを再現したという「炒(い)り鳥ライス」「ぶた丼」(以上700円)などの丼メニューも用意する。

 ドリンクは、瓶ビール(650円)やハイボール、レモンサワー(以上550円)、ホッピー(セット=600円)、ウーロンハイ、緑茶ハイ(以上500円)など。

 米山さんは「お世話になった人たちを喜ばせたいのが第一。間借り店舗でも人と人とが出会う場になっていたので、ここもそうなれば。おいしいと言ってもらえる限りは、お世話になった人たちに恥じないよう、店を続けていきたい」と話す。

 営業時間は、11時30分~14時30分(ラストオーダー)、18時~20時30分(同)で、売り切れ次第終了。臨時休業はインスタグラムで告知する。

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