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早大近くに「らぁ麺専門店 こころば」 図星Gの創業店舗が復活、メニューを一新

「らぁ麺専門店 こころば」を運営する「図星グループ」のメンバー

「らぁ麺専門店 こころば」を運営する「図星グループ」のメンバー

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 早大戸山キャンパス近くに「らぁ麺専門店 こころば(以下こころば)」(新宿区馬場下町)が5月12日、オープンした。オープン初日は開店を待ちわびた客、約40人が行列を成した。

「らぁ麺 こころば」の「濃厚鶏豚醤油」(味玉トッピング)

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 「こころば」は、早大南門通りにある油そば専門店「図星」「図星はなれ」、炭焼き丼専門店「どんぴしゃり」「鉄皿肉飯 ハチリキ」を展開する「図星グループ」の創業店舗だったラーメン専門店。設備の老朽化や人手不足などの理由から2018年に閉店し、5年ぶりに復活した。

 図星グループ代表の根本俊輔さんは「ずっとラーメン屋がやりたくて、物件を探し続けてきた。重飲食可の物件が少なかったり、新型コロナの影響もあったりして、かなり時間がかかったが、早稲田エリアの集大成の店として、オープンにこぎ着けることができた」と話す。店舗面積は約26坪。席数はカウンター=12席、テーブル=14席、個室テーブル=10席。

 メニューは以前の「こころば」から一新。泡系ラーメンの「濃厚鶏豚(とりとん)醤油(しょうゆ)」(930円)、「濃厚鶏豚担々麺」(1,000円)を中心に、3種のチャーシュー各2枚と味玉をトッピングする「特製濃厚鶏豚醤油」(1,200円)、「特製濃厚鶏豚担々麺」(1,300円)、日替わりのセットメニューのほか、「自家製ワンタン(3個)」(250円)、おつまみ盛り合わせ(450円)なども用意する。麺の大盛りは150円増し。ランチは小ライス無料。

 関屋城南食品と共同開発したというオリジナル麺は、北海道小麦、全粒粉、蒙古王かんすいを使う中太平打ち麺で、「弾力がありながらも舌触りの良い食感」(根本さん)という。スープは国産豚骨と鶏ガラを20時間以上煮込み、一晩寝かせる。独自の配合で乳化させ、かき混ぜることで「うまみの強い濃厚でクリーミーな鶏豚白湯(パイタン)スープになる」(同)という。

 根本さんは「どのようなラーメンを作っていくかを決めるために、社員と一緒に視察や研究、意見交換などを重ねてきた。みんなで良いと思えた方向性のラーメンにできたと思っている。現状に満足せず、ラーメンをさらに進化させていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~15時、17時30分~22時30分。日曜定休。

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