油そば専門店「東京麺珍亭本舗」(以下、麺珍亭)が8月28日、ポイントカードをオンライン化した。
メンチストカード=鶴巻町の油そば「麺珍亭」がポイントカードをオンライン化
「日本初の元祖油そば専門店」(麺珍亭)をうたう同店は、早稲田・高田馬場エリアの鶴巻町本店(新宿区戸塚町1)、西早稲田店(西早稲田2)、高田馬場店(高田馬場1)など7店舗を展開する。同店のポイントカードは特典の豊富さやランクがあることが特徴で、早大のキャンパスに近いこともあり、学生らから人気を集めている。
オンライン化について麺珍亭の小林将人さんは「3段階だとポイントカードのランクを巡回するスパンが短く、面白みに欠けていると思い、ランクを増やしアップデートすることにした」と話す。
これまでのランクは「メンチストカード」「超(スーパー)メンチストカード」「超メンチスト神(ゴッド)カード」の3段階だったが、オンライン化で新たに「超メンチスト“ブルー”」「超メンチスト“ロゼ”」「メンチストの極意“兆(きざし)”」「メンチストの極意“極(きわみ)”」を設定し7段階にした。
油そば1杯につき1ポイント、雨の日はポイント2倍で、各カード全てポイントをためるとランクアップする。各カードのポイント数は、「メンチストカード」と「超メンチストカード」が20ポイント、「神カード」が40ポイント、「ブルー」が60ポイント、「ロゼ」が80ポイント、「兆」が120ポイント、「極」が250ポイント。全てをためるには590ポイントが必要になる。
ポイントカードのランクが上がると、カード提示で100円トッピングや焼豚が無料になるほか、各カードの決まったポイント数をためると油そば1杯無料などの特典がある。特典はランクが上がるごとに増えていくといい、随時公開していくという。
オンラインスタンプカードを導入するのは鶴巻町本店と西早稲田店、高田馬場店。紙のカードからの切り替えは店頭で行い、5ポイントごとに切り上げて付与する。切り替えは任意だが、紙のカードは2025年8月末で終了する。有効期限は「極」=無期限、「兆」=最終利用日から2年間、その他=最終利用日から1年間。
小林さんは「今までは結構すんなり『神カード』まで達成されてしまうことがあったが、今回ポイント数もかなり増やした。長く楽しんでもらえたら」と呼びかける。