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小滝橋交差点近くに「マルキベーカリー」 北海道産小麦使用のパン30種以上

マルキベーカリー店主の小國喜久子さん

マルキベーカリー店主の小國喜久子さん

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 「マルキベーカリー」(新宿区高田馬場4)が、小滝橋交差点近くの諏訪通り沿いにオープンして1カ月がたった。

マルキジャムぱんとマルキあんぱん=小滝橋交差点近くに「マルキベーカリー」

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 元デザイナーの店主・小國喜久子さんが社会人向けスクールでパンの製造や店舗経営を学び、パン店で働いた後、出店にこぎ着けた。2019年ごろには店のコンセプトが固まっていたが、コロナ禍もあり、この時期になったという。小國さんの名前の「喜」から、ロゴを思い付き、店名にもした。イメージカラーの黄色は、小國さんがスペイン旅行の際に見つけた店からインスピレーションを受けたものだという。

 高田馬場への出店については「以前この近くに住んでいたので、なじみがあった。この街が好きだから、この辺で店を開きたいとずっと思っていた。馬場に帰ってきた感じ」と話す。

 提供するパンはアグリシステム社の北海道産小麦や、秋田の白神こだま酵母を使う。一押しだという「マルキあんぱん」(280円)は同店のロゴを焼き印し、中には自家製の求肥(ぎゅうひ)を使う。売れ筋は「塩バターフランス」や「クリームパン」(以上280円)、「メロンパン」(240円)。住宅街にあり、幅広い世代の人が来店するという。

 「山型食パン」(半斤180円~)や「全粒粉食パン」(半斤200円~)、「バゲット」(330円)、「オリーブの厚焼きフォカッチャ」(280円)、葉っぱの形をした平たいパン「フーガス」(280~300円)やフランスパンの一種「リュスティック」(280~380円)など30種以上を用意する。パックの牛乳やジュース(100円~160円)も用意するほか、金曜~日曜には自家製プリン(330円)の販売を行う。季節の食材を使い、ラインアップも変わるという。

 小國さんは「コンセプトは子どもが1人で安心して来られる街のパン屋さん。地域の人に親しまれる店になれたら」とほほ笑む。

 営業時間は10時~14時、15時~18時30分。水曜、木曜定休。

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