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高田馬場にeスポ施設「AWA」 ゲーム環境提供、「友情の場、夢を追求する場に」

ASH WINDERのグラハム・ソCEO(左から3人目)、ストアマネジャーの山口直暉さん(左)

ASH WINDERのグラハム・ソCEO(左から3人目)、ストアマネジャーの山口直暉さん(左)

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 eスポーツ施設「ASH WINDER Esports ARENA(AWA)高田馬場店」(新宿区高田馬場2)が9月4日、高田馬場駅前の稲門ビル5階にオープンした。運営はASH WINDERとEnoVation。

ゲーミングエリアの様子 その1=高田馬場にeスポ施設「AWA」

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 ハイスペックゲーミングPCや周辺機器などを備え、eスポーツのゲーム環境を提供する同店。天井高約5メートル、約600平方メートルの店内には、縦4メートル、横12メートルのLEDスクリーンやステージ、コントロールルームなどを備え、オフラインや配信でのeスポーツ大会やイベントなどの利用にも対応する。総工費は約5億円で、両社は「国内最大級のeスポーツ施設」としている。

 同店ストアマネジャーの山口直暉さんは「これまでオンラインや大型の会場を用いたeスポーツのコンテンツやイベントが展開されてきたが、小規模でeスポーツのコンテンツや大会、イベントを楽しめるオフライン施設は不足している」と話す。「ゲーミングPCや高いヘルツ(1秒間に新しい画像を描画できる回数を示す単位)のモニターは高額なので、初期費用の面から気軽に触れられないという人がeスポーツを体験できる場としても、このようなeスポーツ施設は必要だと感じている」とも。

 ASH WINDERのCEOグラハム・ソさんは高田馬場への出店について、「高田馬場はすでにeスポーツの文化ができていたので、立地として理想だと思っていた。また稲門ビルのこの街、このビルに若い人が集まってほしいとの思いとも合致した」と話す。

 時間制のゲーミングエリアは80席。AWA特製モデルゲーミングPCやデル・テクノロジーズ社の「Alienware Aurora R15ゲーミングデスクトップ」などを用意し、全てのゲーミングPCにはNVIDIA社の「GeForce RTX 40シリーズ」を搭載する。モニターはベンキュー社のeスポーツ機器ブランド「ZOWIE」とゲーミングモニターブランド「MOBIUZ」の240ヘルツまたは360ヘルツのモデルを常設。ゲーミングチェアは、DXRacer社の国内未発売の最新モデル「DXRacer Craft Series」にオリジナルデザインが施された同店特別仕様モデルを用意する。

 「私たちの夢がやっと現実化してこのアリーナができた。日本でeスポーツをさらに広め、より一層輝かせたい」とグラハム・ソさん。「eスポーツは技術だけでなく、チームワークや戦略、そして粘り強さが求められる競技。その精神を大切にしながら、ここで新しい才能と成長を見守っていき、多くの人たちにとって友情の場、夢を追い求める場になることを願っている」と思いを語る。

 営業時間は13時~翌8時。体制が整い次第24時間営業にする予定。ゲーミングエリアの料金は事前チャージ制で、1時間380円から。

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