ジンバー「THE HISAKA(ザ ヒサカ)」(豊島区高田3)が9月24日、早稲田大学のインカレサークル「早稲田大学珈琲(コーヒー)研究会」(以下、早大珈琲研)とコラボイベントを行う。
店主の小倉広康さんが営む同店は、150種類以上のジンを用意、クラフトジンやジンベースのシグネチャーカクテルを提供するジンバー。
早大珈琲研は、1971(昭和46)年に設立された大学公認サークルで、早大生のほか、東京理科大学などの学生が参加するインターカレッジサークル。
同店前身のバー「Bar hisaka(バー ヒサカ)」(新宿区高田馬場3)が2022年10月に閉店する際にも、同会とのコラボイベントを行った。
今回のイベントは、同会の元幹部で4年生の佐野梨香さんからの提案で実現した。佐野さんは「昨年のコラボイベントの際、企画を立て一生懸命に準備をしていたにも関わらず、当日、発熱のため参加できなかったことがずっと無念だった。新店がオープンして初めて客として店を訪れた時に、やはりここでもう一度、コラボイベントをやりたい、このままでは卒業できないと思った。ただ直接小倉さんに提案する勇気がなく、お酒を飲みながら小倉さんにメールした」と振り返る。
小倉さんは「早大珈琲研OBの人たちが通ってくれていたことで、学生とのつながりができた。佐野さんからの提案を受けて、新店オープンから間もなく1年がたつので、パワーアップした店で再びコラボイベントを開きたいと考えた」と話す。
当日は、同会が選定し自家焙煎(ばいせん)する「アリチャ」「サーマルウォッシュ」「ピーチ」の3種類の豆を使うコーヒーとカクテルを用意する。テイスティングバーで13時から、同会メンバーが考案したコーヒーを使った2種類のカクテル(17時まで=1,100円)とコーヒー(600円)を提供。メインバーでは17時から、小倉さんらHISAKAのバーテンダーがこのコーヒーを使うシグネチャーカクテル(1,430円)を提供する。
小倉さんは「今回のコラボは早大珈琲研の学生主体で行うイベント。今後、定期開催できればと考えている。企画から当日の営業まで良い社会経験にもなると思うので、いろいろなサークルとコラボできれば」と意欲を見せる。
コーヒー、カクテルとも数量限定。コーヒーはテイクアウト可。メインバーでのカクテルは学生証提示で1,100円。
23時まで。支払いはキャッシュレスのみ。