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早大理工の学園祭「理工展」が節目となる70回目開催へ 「Spark」テーマに

参加を呼びかける第70回理工展連絡会のメンバーとマスコットの「矢口ちゃん」

参加を呼びかける第70回理工展連絡会のメンバーとマスコットの「矢口ちゃん」

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 早稲田大学理工3学部の学園祭「第70回理工展」が11月4日、5日、開催される。主催は「理工展」を運営する学生サークル「理工展連絡会」。

理工展公式マスコットの「矢口ちゃん」

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 「理工展」は早稲田大学の基幹・創造・先進の3つの理工学術院がある西早稲田キャンパス(新宿区大久保3)の学園祭。研究発表や講演会、参加型の実験体験企画などを用意し、科学の楽しさに触れられることが特徴で、子どもの来場者も多い。

 今年のテーマは「Spark」。「理工展」に関わる全ての人々が輝き、活気あふれる一瞬の特別な日となること、理工展が新しい発見やアイデアのきっかけとなるよう思いを込めた。コロナ禍で制限が続いていたが、4年ぶりに制限なしの開催に。「模擬店、食べ歩き、ステージなど学園祭らしい企画ができるようになった」(第70回理工展連絡会)という。

 目玉企画として、教育系ユーチューバーのヨビノリたくみさんをゲストに招く講演「知的好奇心の伏線回収」を5日13時~14時に行う。理工学の魅力や奥深さについて、ヨビノリたくみさんの半生を振り返りながら話をするという。当日10時30分から西門で先着300人に整理券を配布する。

 キャンパス内では各教室を中心に、キャンパスツアーや研究室紹介ツアー、公式マスコット「矢口くん」「矢口ちゃん」の限定グッズ販売、防災、ものづくり、化学、ロボット、ブロック玩具、鳥人間コンテストなど50を超える企画を展開。中庭に設置するステージでは学生サークル12団体が日頃の練習の成果を披露する。飲食模擬店はコロナ禍以前の規模に戻り、12店が出店。理工展にちなんだメニューなどを提供する。

 近隣飲食店とのコラボメニューも展開。公式パンフレットアプリ「アプリコ」をインストールすると飲食店で使えるクーポンがもらえる。会場内のウオークラリー、フォトスポット、プロジェクションマッピングも用意し、キャンパス全体で楽しめる工夫をする。

 理工展連絡会第70期代表の額田真統さんは「今年の理工展は、昨年より対面を重視した開催形態となる。コロナ禍の数年間で失われてしまったものを、会員たちが試行錯誤しながら再構成し作り上げた。70回目という節目を迎えたこともあり、「Spark」というテーマの下、さまざまな新しい試みも取り入れた。遊びに来て、活気を肌に感じながら科学の面白さを体感してもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は4日=10時~17時、5日=10時~16時。公式パンフレットアプリはGoogle Play、AppStoreからダウンロードできる。

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