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高田馬場の居酒屋「魚進」が移転1周年 静岡の地酒に魚や酒のつまみ

「魚進」の店主・大塚進太さん

「魚進」の店主・大塚進太さん

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 高田馬場の居酒屋「魚進(ぎょしん)」(新宿区高田馬場4)が2月1日、移転オープンから1周年を迎えた。

「魚進」の「お刺身盛合せ」(5点)

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 店長の大塚進太さんは、大手外食企業や高級すし店などでの勤務経験を経て、2010(平成22)年に高田馬場駅北側の線路沿いののり面にある物件で店をオープン。地元の静岡県伊豆半島から直送の干物や刺し身、一品料理、地酒などを提供する店として親しまれてきた。店名は魚がメインの店ということと、大塚さんの名前が由来。

 2021年に立ち退きに伴い閉店。後輩が営む日本料理店を手伝いながら移転先を探し、現在の物件に巡り合った。店舗面積は5坪。席数はカウンター=8席。

 新しい店では「市場直送鮮魚と静岡地酒」をキャッチコピーに掲げる。大塚さんは「後輩の店を手伝ったことで、オーナー目線ではない視点から店を見ることができて、すごく勉強になった。移転オープン時には常連さんかから『待っていました』という声も頂いた」と話す。

 静岡の地酒は6種類以上を常備。大塚さんは「富士山の湧き水を使ったりしているので、水がきれいですっきりした飲みやすいものが多い。それに合うような料理で、自分が酒のつまみにしたいメニューを提供している」と話す。

 メニューは「お刺身盛合せ」(3点=1,200円、5点=2,200円、特盛り=3,300円~)、「メバル姿煮」(1,500円)、「伊豆のわさび漬けとかまぼこ」(500円)、「梅水晶」「チャンジャ」(以上450円)、「チャンジャ冷奴(ひややっこ)」「なまこの腸の塩辛」(時価)、「白菜のゆず胡椒(こしょう)ポン酢サラダ」(500円)など。

 大塚さんは「地域のお客さんに愛されるように、地域密着でこれからも頑張っていきたい」と意気込む。

 営業時間は17時~24時。日曜・祝日定休。

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