早大近くの大隈通り商店会で「ジョージア食祭り スタンプラリー」が現在、開催されている。
大隈通り商店会の飲食店などで、ジョージアの料理やワインを提供するイベント。「武蔵野アブラ学会」がジョージア料理をアレンジした「シュクメルリ油そば」を販売したことや、在日ジョージア大使のティムラズ・レジャバさんが早大卒ということがきっかけになり、昨年始まった。
「GOOD MORNING CAFE早稲田」は鶏肉のトマト煮「チャホフビリ」(1,700円)、チーズ入りパン「ハチャプリ」(1,200円)を、定食店「早稲田モンスターズキッチン」は鶏肉のクリームソース煮「シュクメルリ」または豚肉のトマト煮「オーストリ」と、ジョージア風ジャーマンポテトの「オジャクリ」またはご飯を選ぶ「お野菜たっぷりモンキチ流選べるジョージア定食」(900円)を、イタリアンの「caro amico」は「シュクメルリ」(1,300円)を、「Spicy Curry すぎもん」は羊肉を煮込む「すぎもん特製チャカプリ」(1,000円)をそれぞれ提供する。
各店舗に加え、沖縄食堂、都電テーブルでは、それぞれ異なるジョージアワインを550円で提供する。産地直送品などを扱うスーパーマーケット「こだわり商店」では、ジョージアワインのボトル(3種=1,980円、1種=945円)とジョージア料理のレトルト食品2種(861円、969円)を販売する。
参加店舗でジョージアの食事メニュー、ワイン、レトルト食品を購入すると、500円につきスタンプが1つもらえる。6つ集めると、地域通貨「アトム通貨」500馬力(500円相当)に交換できる。交換は「こだわり商店」で行う。アトム通貨は1800枚限定。
早大のまちづくりサークル「まっちワークグループ早稲田」も協力し、POPやチラシ、SNSでの集客に取り組んでいる。代表の伊藤大悟さんは「非日常を味わってほしいと思い、準備を進めてきた。春休みで学生が少なくなっている時期だが、このイベントが早稲田に来るきっかけになれば」と意気込む。
「早稲田モンスターズキッチン」店主の花田富樹さんは「学生さんたちがアイデアを出してくれて、一緒に盛り上げてくれているのは、本当にありがたい。がっつりとジョージア、日本的なジョージア、どちらも楽しめるように工夫したので、楽しんでもらえれば」と呼びかける。
2月17日まで。