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高田馬場の居酒屋チェーン店で子ども食堂 地域貢献第1弾で

海峡の「こども食堂」のメインディッシュ。大・中・小の三種類の量を選べる。写真は小。

海峡の「こども食堂」のメインディッシュ。大・中・小の三種類の量を選べる。写真は小。

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 居酒屋チェーン店「海峡」(豊島区池袋2)の高田馬場店(新宿区高田馬場4、TEL 03-39861122)が、1回30食限定の子ども食堂を開催している。

右から渡辺店長、料理長の二瓶(にへい)さん、企画担当の藤井さんと、こども食堂参加者の山本さん

 同店の「こども食堂」は、昨年7月から月1~2回程度開催。主菜、副菜、サラダ、みそ汁、デザートをそろえるメニューは、栄養のバランスと食事を楽しんでもらうことを考慮して料理長が考案。自分に合った量を選べるように、子どもメニュー、大人メニュー共に、大・中・小の量を選択できる工夫もする。

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 子ども食堂を企画した同社企画担当リーダーの金井教(かない のり)さんは「昔と違い地域ごとの行事活動や交流も減り、助け合いの文化がなくなり、閉塞(へいそく)感が広がる地域の中で、サービス業に携わり、おもてなしを提供してきた。本気で社会に貢献できる得意な分野で、少しでも安心で温かい地域や環境作りのお手伝いはできないかと考えて、高田馬場店で『こども食堂』を始めた」と言う。

 高校生まで無料、同伴の大人には200円で食事を提供し、通常価格でドリンクの注文も受ける。子ども一人でも入店できる。

 同店の渡辺幹生店長は「温かくておいしい食事と私たちの元気な笑顔とおもてなしで、ご来店いただいたお客さまに喜んでいただくこと。これが一番」と笑顔を見せる。子どもたちと触れ合うことや、無料で温かいおもてなしを提供する機会が「サービスに従事するスタッフの良い実践の場にもなる」と言う。

 「『こども食堂』は、取り組みの第1弾。今後は、高齢者を対象にした『大人の食堂』を実施して、孤独に陥りがちな大人が散歩がてら立ち寄れる憩いの場をつくりたいと考えている。地元の企業として温かく、優しい交流のある地域、社会をつくる一躍を担えたら」と金井さんは意気込む。

 次回のこども食堂は、2月19日16時~19時。定員30人。前日までに要予約。

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