「高田馬場・早稲田ラーメンラリー&ラーメン総選挙2023」の投票結果が4月1日に発表され、人気投票総得票部門1位には二郎系ラーメン店「Life is Better…from Yume Wo Katare」(新宿区西早稲田1、以下LiB)が輝いた。
「Life is Better…from Yume Wo Katare」の「ザ・ラーメン」
毎年10月から12月まで開催される恒例のイベントで、今回は高田馬場・早稲田エリアのラーメン店20店舗が参加した。対象店舗でのラーメンの飲食などでスタンプを集め、数に応じてイベント公式グッズや協賛企業の商品などを進呈。抽選の景品に応募の際、スタンプ1つにつき1票を最大5店舗に投票できる。
高田馬場・早稲田ラーメンラリー実行委員会の岡本匡弘さんは「毎年楽しみにして参加するリピーターの方も多いイベントで、今回初めて試みたラーメン店以外の店舗を巡る企画や、オリジナルグッズ販売も好評だった」と話す。
発表したのは票数を競う「総得票部門」、投票した人数で競う「投票人数部門」、期間中にSNS投稿が最も多かった店舗を表彰する「SNS投稿部門」の3部門。今回は1200人を超える参加者があり、全店舗のスタンプを集めた人は約600人だった。全店舗を2周した人も複数人いたという。
「総得票部門」の結果は、1位=「LiB」、2位=「江戸麺 GOODLE」、3位=「ふく流らーめん轍(わだち) 東京高田馬場本店」(2月に閉店)、4位=「らーめん とも」、5位=「龍(りゅう)の羽 時色」。「LiB」と「らーめん とも」は初エントリーでランクインした。
「LiB」店主の平塚旦さんは「ラーメン激戦区だからこそできるイベントで、名誉ある賞を頂いたと思っている。ラーメンラリーをコンプリートしたくて食べに来たお客さんは、自分たちの店に慣れていない。その中でおいしく安心して、最後には『また来ます』と言いたくなるぐらいの味とサービスを心がけていた。それが功を奏しての結果だと思う」と話す。
「投票人数部門」の結果は、1位=「ふく流らーめん轍 東京高田馬場本店」、2位=「LiB」、3位=「らーめん とも」、4位=「江戸麺 GOODLE」、5位=「らーめん 我羅奢」。
「SNS投稿部門」の結果は、1位=「麺爺 馬場下店」、2位=「柳屋銀次郎」、3位=「らーめん我羅奢」だった。
岡本さんは「地元の方だけでなく、共催した東京メトロの沿線や首都圏各地、遠くは愛知県からの参加者もいて、新店舗から老舗まで高田馬場・早稲田のラーメンの魅力を地元以外の方にも広く知ってもらうイベントになった」と話す。
「LiB」は5月19日で現店舗での営業を終了し、準備が整い次第、大隈通り沿いの姉妹店「Newtowne Noodles(ニュータウン ヌードル)」で営業を再開する予定。